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UPDATE|2021/04/03

世界的コスプレイヤー・五木あきら 私服インタビュー「変えるに変えられなくなった」名前の由来

五木あきら 撮影/松山勇樹

2014年に開催された『コミックマーケット』で披露したマリオ風コスプレが大きな話題を集め、日本だけではなく、世界10ヶ国以上で大規模イベントにゲスト招致されるなど国内外で活躍するコスプレイヤー・五木あきら。キュートなルックスとこだわり満載の衣装で、コスプレブームを牽引してきた彼女は一体どんな人物なのか? その素顔に迫った。
(3回連載の2回目)

【写真7点】私服姿も可愛い五木あきら撮り下ろしショット

――中学時代、周りにコスプレをしている友達はいましたか?

五木 いなかったです。みんなが少女マンガやドラマの話題で盛り上がっている中、「私は女子なのに『ジャンプ』が好きだ……」みたいな。当時は「私はオタク」ってアピールできる時代でもなかったですしね。そんなこともあってコスプレを始めた当時はアニメオタクブログみたいなものを頻繁に更新していました。

――どんな内容だったんですか?

五木 収集したキャラクターの画像を「これカッコいい!」と、今だったらツイッターでツイートするようなことをブログに書いていました。学校に話の合う子がいなかったので、オタク友達と繋がりたかったんですよね。あと『家庭教師ヒットマンREBORN!』が大好きだったので、『家庭教師ヒットマンREBORN!』好きが登録する同盟みたいなブログがあって。そこでフレンド同士になった子たちと一緒にコスプレ活動を始めたんです。

――本当にブログを通じてオタク仲間ができたんですね。

五木 同じタイミングでコスプレを始めた同じ年の女の子が2人いて、その子たちととしまえんのコスプレイベントに行って、3人であわせをしました。そこで野良のカメコさんが「写真を撮ってもいいですか?」と声をかけてきて、そのときに初めてコスプレを撮るカメラマンさんがいると知ったんです。コスプレをやる側もいれば、それを撮る側もいるんだとビックリしました。

AUTHOR

猪口 貴裕


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