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UPDATE|2021/04/10

歌うコスプレイヤー・倉坂くるる 私服インタビュー「昔はすっごいギャルだったんです」

倉坂くるる 撮影/松山勇樹



――なるほど。他にもルーツや影響を受けたものはありますか?

倉坂 私、昔はすっごいギャルだったんです。倖田來未さんが大好きで、倖田さんが髪型を変えるたび私も同じ髪にしていて。特に倖田さんのミュージックビデオは女教師の衣装とかコスプレ要素が強かったので好きでしたね。

――ギャルだったんですか? 今の倉坂さんからは想像がつきません……!

倉坂 高校を卒業してからはコスプレにお金を注ぎ込むようになって、とにかくお金がなくて、髪を染められなくなったんです。で、黒髪になったらギャルの服が似合わなくなって、そこから徐々にシンプルな服を着るようになり、紆余曲折の結果今は可愛い系になりました(笑)。

――では、コスプレをする上で倉坂さんが意識したり心掛けていることは?

倉坂 「嘘っぽくならないように」ですね。例えば針金みたいなツインテールの二次元のキャラクターっているじゃないですか。でもその子が実際に三次元で存在したら、髪の毛はふわっとしたツインテールになるかな、とか。そういう部分は自分なりの解釈でやっています。あとは、とにかく楽しむことですね。私は好きなキャラクターのコスプレをしているときが一番楽しいです。逆に、どんなにキャラデザが好みでもキャラクターとして好きになれない子のコスプレは絶対にやらないかな。

――ということは、作品をじっくり読み込みキャラクターの個性を理解した上でコスプレに至るわけですね?

倉坂 はい、キャラの人格は大事ですね。正直衣装があまり好みじゃなくても、キャラクターが素敵だと同じ衣装が着たくなります。

AUTHOR

左藤 豊


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