2019年のコミックマーケットで『君の名は。』と『天気の子』のコスプレを披露し、注目を浴びた双子コスプレイヤーの雪野なな・るな。今回、そんな姉妹に双子ならではのコスプレ秘話を教えてもらった。
（前後編の前編）
【写真】一卵性の双子コスプレイヤー・雪野なな＆るな、私服ショット――まずは自己紹介をお願いします。るな 双子の妹の雪野るなです。12COMPANYに所属して2年目になります。コスプレを始めたのは高校生のときなので、コスプレ歴は5～6年くらいです。
なな 双子の姉の雪野ななです。えーと、妹と一緒です（笑）。
――お2人は一卵性の双子なんですよね。なな はい。そして私のほうが9分早く産まれたので姉です。一卵性なので顔はそっくりですね。
るな 化粧をすると結構変わるんですけど、すっぴんだともう瓜二つです。
――高校生のときにコスプレを始めたとのことですが、きっかけは？るな 私は友達に誘われて、コスプレイベントの「acosta！」に『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイのコスプレをして参加したのが一番最初です。その友達はアスカ（惣流・アスカ・ラングレー）のコスプレをしていてすごく可愛かったんですけど、私は青いウィッグが全然似合わなくて。メイクのやり方を研究したりウィッグを直したりしているうちにコスプレにドハマリしていた、っていう感じです。
なな 「綾波レイはこんなんじゃない！ もっと可愛いのに！」ってずっと言ってたよね？
るな そう！ 綾波レイが好きだからこそ、再現できないのが悔しかったんです。
