昨年のステイホーム期間をきっかけに急増した著名人のYouTubeチャンネル。そこには、撮影やイベントが制限されたグラビアアイドルの姿も多くあった。YouTubeでは性的なコンテンツの取締りが厳しく、内容によってはアカウントの停止に追い込まれることがあるため、グラビアとの相性がよくないとも言える。しかし、グラビアアイドルのYouTube動画を見てみると、独自の個性や趣味を活かした内容で工夫を凝らしているものも数多く存在する。
本記事では、企画力が高く、ついつい見入ってしまう面白い動画を投稿しているグラビアアイドルのYouTubeチャンネルを厳選して紹介。どれも雑誌やイメージビデオだけでは知り得ないプライベートな魅力に溢れていて、見応えのある動画ばかりだ。（5回連載の3回目）
【写真】アキラ100％のあの芸に本気で挑戦する高梨瑞樹 ＊ ＊ ＊
■高梨瑞樹 くだらないが応援したくなる『高梨瑞樹のみずきっす』登録者数：12.9万人「アキラ100%（１）【祝！登録者1000人記念！】/Akira 100% （１）」再生回数：12.5万回 現役女子大生グラドルの高梨瑞樹。今年1月、自身のYouTubeチャンネルに「2021年に達成したい目標」として「週刊プレイボーイで撮り下ろしをしたい」と涙ながらに語った動画が投稿され、翌月には見事、週プレでの撮り下ろしを達成。惜しまないアピールと行動力により、夢を現実に変えた努力家だ。そんな高梨瑞樹だが、YouTubeには、どこかくだらなくて面白い動画もたくさん投稿されている。
特に面白かったのが、チャンネル登録者数1000人突破記念に投稿された、お笑い芸人・アキラ100%のお盆芸を完コピしている動画。水着を着た状態で練習するところから始まり、ネタ本番では水着を脱いで、アキラ100%の「丸腰刑事」のネタをしっかり覚えて披露している。ときどきお盆がズレてしまい、編集で隠している瞬間もあるのだが、最後まで全力で続ける姿勢に強い精神力が感じられて、笑い以上に高梨瑞樹を応援する気持ちが芽生えてくる。
このアキラ100%のネタ完コピ動画にはノーカット版もあり、第二弾まで続いている。その後も、チャンネル登録者の達成記念ごとに、放課後電磁波クラブ、サンシャイン池崎、小島よしおなど、いずれも癖の強い芸人のネタを全力で完コピした動画を投稿。芸人ばりに体を張った企画を、自分で考えて実践する勇気がかっこいい。どの動画も笑いがこみ上げてくるものばかりだが、全てにおいて全力だからこそ、熱いエールを送りたくなる。
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