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UPDATE|2021/04/02

武道館で王座陥落、丸刈りに…スターダム・ジュリアに聞いた、令和になぜ「髪切りマッチ」?

ジュリア 写真提供/スターダム



「別にそういうことではないんですよ。そもそも、この試合は私が言い出したことじゃないんですよ。(挑戦者の)中野たむが『どうしてもやりたい』としつこく言ってきたから、しょうがないな、と。ただ、中野たむとは昨年、決着がついているから、普通にタイトルマッチをしても仕方がない。じゃあ、どうすれば面白くなるかな、と考えたときにアイドルレスラーが髪の毛を切られたら、中野たむにとって最大の屈辱になるだろうな、と。

だから話題作りとかそういう話じゃなくて、対戦相手をいちばんに考えた結果が髪切りだった。自分が負けるなんて、まったく思っていなかったから、そんなにプレッシャーも感じていなかったつもりだったんだけど、試合の1週間ぐらい前から体がおかしくなってきて、ついには血尿まで出て……ただ、それでも『あぁ、武道館のメインってことで私のメンタルも相当、やられちゃってるんだなぁ~』と自分で自分を笑える余裕はありましたけどね。

こうやって女子プロレスラーは体を張ってるだけじゃなくて、心も削って闘っている。だから一度、女子プロレスを見てほしいんですよね。一度でも見てもらえれば、わかってもらえると思うので」

そして、運命のメインイベントでジュリアは惜敗。

通常の髪切りマッチであれば、客席から女性ファンの悲鳴が響き、男性ファンからは「切らなくていい!」と怒号が飛び交ったりして、なんともいえない空気が支配する。

AUTHOR

小島 和宏


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