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UPDATE|2014/10/15

さくら学院の公開授業で父兄たちが伝説の目撃者に!? 2014年度5回目の公開授業2限目レポ

さくら学院公開授業「映像パフォーマンスの授業」2時限目レポート 11.OCT.2014


 引き続き、18時から行われたさくら学院公開授業「映像パフォーマンスの授業」の2時限目。1時限目で授業の教材用に来場者の写真撮影が行われていたので、2時限目の開場直後には早くも写真撮影希望者が列をなしている。1時限目のパフォーマンスを見て、自分も写真で参加したいと考えた人も多いのだろう。

田口華「味噌汁で顔洗って出直してこい」


プロジェクション・マッピングの説明を始めると、すかさず岡田が「メグ知ってるよ!」と先ほどのリベンジ。「物に映像映すやつ……大阪城とか!」と大体はわかっているようだ。そこへ田口が「夢の国にもある」と発言すると岡田は「やっぱ大阪城だよ!」と歴史バカのこだわりを見せた。

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 そして1時限目と同じくムービー・キャッチャーの実践。岡田、白井、磯野の3名が指名され水野と田口は「給湯室で後輩の悪口を言おう」と、森先生に連れられ端っこに。下手から順に岡田、磯野、白井と並んだ3人、まずは1から9までの数字をボードで拾う練習だ。

 森先生は「白井は鈍くさくて反射神経ないから心配」と笑わせる中、練習開始。磯野が数字をキャッチするのに手間取ると、すかさず「数えないとわからないの?」と森先生。客席からも笑いが漏れる。両手で2つの数字を取る段階になると磯野はますます手間取り、「磯野のコンピュータがついていけてません。何で磯野がセンターなの」と爆笑コメントだ。

 カウントを取りながらリズミカルに数字をキャッチする段階になり、阿部さんのカウントがグダグダになると磯野は「阿部さん見ると笑っちゃう」とコメント。岡田は「(この先生)ちょっと……」と不満げに発言して笑わせる。「もう一度間違えたら気合い委員長が黙ってないよ」と森先生からイエローカードが出される。

 1時限目同様さくら学院の『FLY AWAY』に乗って3人のパフォーマンスが繰り広げられた。阿部さんは「もうちょっと頑張れるけど、可愛いからOK」と超甘い採点。水野は「映像をキャッチできてないところがある」とダメ出しし、さらに何か言いたげな表情で突然両手を腰の後ろに回してちょこんと小石を蹴るポーズ。この可愛らしい仕草に森先生は「お前なんなんだ? 今まで見たことないぞ?」といきなりの新必殺技に戸惑いを隠せない様子。場内も爆笑が起こる。阿部さんもこの仕草にやられてしまったようで、「初めて見ました」と、自分の青春時代にはなかった光景を興奮気味に語った。

 ここで白A先生のお手本パフォーマンスだが、成功祈願ということで再び田口が気合いを入れることに。相手は満場一致でまたもや阿部さんに。「味噌汁で顔洗って出直してこい!」と叫びながら痛恨の一撃を背中にぶち込む。

 さらには「阿部先生、1時限目終わった後(緊張の疲れで)死んだように寝てたよ」と森先生にトホホなエピソードを暴露される阿部さん。公開授業史上最弱をさらに印象づけられてしまった(笑)。

 しかしパフォーマンスに移るとトークでの情けなさが嘘のような圧倒的な演技。生徒たちからも驚嘆の声が漏れ、場内は拍手に包まれる。白井は「生徒用に映像が低く出されてるんだけど、それに合わせてやっててすごい」と感想。阿部さんは「わかってくれて嬉しいよ」と今にも泣きそうなコメントで笑わせた。


次はフォトジェニックの実践

一生懸命やってくれて、おじさん泣きそう


 続いて、フォトジェニックの実践。撮影した会場の父兄たちの写真を融合させたパフォーマンスに生徒5人と白Aが共同で挑む。田口、水野ら生徒たちのパフォーマンスも、多少のミスはあるもののさすがの切れ味。普段のさくら学院のライヴとはひと味違うダンスパフォーマンスに場内も酔いしれていた。

 さらに撮影した自分の写真がまるで一緒に踊っているかのような映像も、観客の心を大いに捉えたようだ。阿部さんは「いろんな要素が入っていて大変なパフォーマンスなんだけど、みんな一生懸命やってくれて、おじさん泣きそう」と大爆笑を誘う。森先生は「水野も田口も珍しく一生懸命練習してたな、いつもの公開授業と違って」と笑わせる。さらに「白井もどんくさくなかったな」と続けると、白井は「ですよね~!」とドヤ顔だ。

 磯野は「いつものライヴとは違った父兄さんとの一体感が嬉しかったし、本当に楽しかったのでさくら学院卒業したら白Aさんに入りたい」と進路希望して客席を沸かせた。田口は「かっこいいって、ああいうことなんだな」と発言してどよめかせる。水野は「いつもよりみんなに対して厳しめにいこうと気合い入ってたけど、完璧だったので何も言えなかった」と発言してからの、再びの可愛らしい小石蹴りポーズ発動。場内はやんやの大歓声に包まれた。

 そして白井の告知が始まる中、おもむろに舞台袖に戻った田口。突然鼻をかむ音が場内に響き渡り、観客は大爆笑の渦に包まれる。田口のマイクがオフにならずに起きた事故で、森先生も「忘れてください! 今のは田口のじゃありません!」と事態収拾を試みるが、爆笑はますます大きくなるばかり。「告知の内容が田口にだいぶ持っていかれた……あの鼻のペイントは何の意味があったんだ」と笑わせた。

 最後に森先生、「いつもの公開授業じゃ積極的でない水野が変わった。しかもあのポーズ」と小石を蹴る真似をし、「皆さん伝説の目撃者ですよ!?」と盛り上げた。挨拶が終わり、舞台袖に戻る森先生。しかしマイクが切れておらず「あ~楽しかったね」の声が場内に流れてしまうという、波乱に満ちた2時限目が終了した。

 今回のような父兄参加型の公開授業もなかなか新鮮で、生徒たちの新たな魅力も伝わってきた。また次回の公開授業はどんな魅力が飛び出すのか、楽しみに待ちたい。

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竹崎清彦 アイドル、ファッション、スポーツ、ゲーム攻略本など幅広く執筆。趣味はライヴ観戦。好きなアーティストを追いかけ世界中どこへでも行きます! 80年代モノに詳しい。 

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