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UPDATE|2021/04/16

その特異なキャラをクロちゃんも絶賛、大人アイドルpredia・まえだゆうに聞くアイドルルーツ

撮影/平松大輔


──もともとアイドルに憧れがあったんですか?

まえだ これを言うと世代がバレちゃうかもしれないですけど、まぁ隠していないから別にいいのですが(笑)、生まれてすぐに森高千里さんがすごく好きになったんですよ。『ロックン・オムレツ』とかの時代です。小学校に入る頃には安室奈美恵さんフィーバーがやってきまして。それと同時にモーニング娘。さんも最高に好きでした。だからしかし小学校時代は安室さんとモーニング娘。さんとローズ選手が崇拝の対象でしたね。

──保育士の道を目指しつつも、歌とダンスが大好きだったわけですね。

まえだ それは間違いないです。とにかく『ASAYAN』(テレビ東京系)が大好きだったから、影響されて友達と2人組ユニットを結成したんです。そこでオリジナル曲も作りました。「寄り道したらいけません」みたいな内容だったんですけど(笑)。

──predia以前も実はアイドルグループに在籍していたと(笑)。ちなみにユニット名は?

まえだ 「まうたん」です。メンバーは「まったん」と「うったん」で、私がうったん担当でした。主な活動内容は、寄り道している子を見つけたら歌いに行くというもの。まったんの家にあった車の中で作詞していましたね。「車のカギ貸して~」とか言って、後部座席でノートに2人で歌詞を書いて。他人に見られるのが恥ずかしかったので(笑)。まうたん活動は小6くらいまでやっていました。

──predia加入が24歳のときだから、12年ぶりくらいのアイドル復帰ということになりますか。最初は驚きや戸惑いもありましたか?

まえだ いや、それがですね、わりとスムーズにグループになじめたんです。たしかにちゃんころぴーも最初は「受け入れてくれるかな?」って心配していたんですよ。それはファンの人からもメンバーからも。

──お姉さんグループだからよかったのかもしれませんね。これが思春期丸出しの10代メンバーとかだったら、やたらと衝突しそうじゃないですか。

まえだ それはあるかもしれない。しかしprediaって本当に居心地がいいグループなんです。メンバーの器が広いし、人間関係で揉めることなんて一切なくて。それに活動内容もメンバー主体でどんどん決めていけることが多いんですよ。やりがいを感じるんですよね。結束力もめちゃくちゃ強いですし。
AUTHOR

小野田 衛


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