先日のじゃんけん大会で発表された、AKB48・38枚目シングル『希望的リフレイン』の選抜メンバー。今回は渡辺麻友と宮脇咲良のWセンターが大きな話題となったが、32人選抜というのも注目を集めた。特にAKB48からは20人も選抜に入り、初選抜となるメンバーが多かった。これからのAKB48を支えるであろう、若手メンバーをピックアップしたい。
こじはるも絶賛する逸材 次に
田野優花。じゃんけん選抜の経験が一度あるが、普通の選抜で選ばれるのは初。2011年に12期生として加入、2012年3月にチーム4に昇格した。現在はチームKに所属し、今年の総選挙では46位にランクイン。
彼女はとにかくダンスがカッコいい。小学生の頃からヒップホップダンスを習っており、大人数の中でもキレのあるダンスが目を引く。常にパフォーマンスや公演がどうしたらよくなるか、と真面目に考え、それをGoogle+などでしっかり伝えてくれる。
10月23日からは舞台『トロイメライにさよなら』で初主演を務めることが決まっており、ダンスに加えて表現力も磨かれるのではないだろうか。
田野の憧れの先輩である宮澤佐江は、以前注目している後輩として彼女の名前を挙げたことがある。カッコよくてみんな楽しませる太陽のような宮澤のように、田野も少しずつみんなに元気を与える存在に近づいていると思う。
そして
川本紗矢。彼女は昨年行われたAKB48グループ ドラフト会議で、最多の5チームから指名を受け、交渉権を獲得したチームBに加入。もともと島崎遥香の大ファンで、チームBに入りたかったという。
今回、ドラフト生が選抜に選ばれるのは彼女が初めて。小嶋陽菜も絶賛したという、かわいらしいビジュアルも注目されているが、劇場公演でのパフォーマンスやとにかくストイックで常に全力で頑張る川本のことを、現在同じチームBに所属する柏木由紀も認めている。現在のチームB公演では、彼女が夢と話していた「天使のしっぽ」のユニットに参加している。
AKB48に加入してから約1年も経たないあいだに、ミュージカル『AKB49~恋愛禁止条例~』の出演メンバーにも選ばれ、初めて参加したじゃんけん大会では3位にランクインした。同じチームBの渡辺麻友や柏木由紀、そして憧れの島崎遥香のように多くの人を魅了するアイドルになるだろう。
今回の選抜はAKB48以外にも、SKE48、NMB48そしてHKT48でも初めて選抜に入ったメンバーが多い。どうしてもメディアでは常に選抜に選ばれるメンバーたちが注目されるが、今回はこれからの48グループを担う若手メンバーが少しでも前に出て、チャンスを掴めることを願っている。
single『心のプラカード』
東海林その子 メジャーどころを中心に、女子アイドルを追いかけています。女の子が変化する一瞬一瞬を見逃したくないです。