FOLLOW US

UPDATE|2021/05/13

2児の母、美女Mリーガー・瑞原明奈が語る仕事と家庭の両立、そして麻雀プロでいる理由

撮影/佐々木和隆

半年以上戦い抜いた麻雀プロリーグ・Mリーグも、ついに優勝を決めるファイナルシリーズに突入。しかし、そこに昨シーズンのチャンピオン・U-NEXTパイレーツと、そこでデビュー年に優勝を経験し、麻雀ファンの人気を一気にさらった人気女流プロ・瑞原明奈の姿はなかった。優勝から一転、振るわなかったチームのなか、彼女はどんなことを考えていたのか。そして今を時めく美女雀士は、いかにして麻雀の世界に足を踏み入れたのか、ロングインタビューで迫る。(前後編の後編)

【写真】家庭では2児の母、瑞原明奈の私服撮り下ろしカット&インタビューカット【10点】

――瑞原さんが麻雀を始めたきっかけを教えてください。

瑞原 大学時代に1年間海外に留学したんですが、帰国した時に入居したマンションがたまたま、CSチャンネルが格安で見られたんですよ。それでザッピングしていたら、麻雀番組がやっていて。それを見て「ちゃんと覚えてみたいな」と。

――それまでに麻雀をやったことが少しでもあったとか?

瑞原 全然です(笑)。ただ、父が麻雀好きなんですよね。それが頭のどこかにあったのかもなって思います。あとは麻雀牌の感じとか、打ってるときのカチャカチャっていう音だったりとか、最初に興味を持ったのはそういう視覚的だったり聴覚的な部分で、ゲーム性を理解し始めてさらにハマった感じでした。

――今で言う「観る雀」(みるじゃん ※将棋の「観る将」のように、自身はプレーせずに対局観戦を楽しむファン)だったんですね。

瑞原 私は完全に「観る雀」出身ですね。Mリーグも視聴者数がかなり増えていますけど、その頃は周りに麻雀番組を見ている人なんて誰もいませんでした。だから本当に、自分一人だけで楽しむものでしたね。

――たしかに20代前半の女子で、わざわざCSに契約してまで番組を見る、というのはなかなかないですよね。

瑞原 今Mリーグがこうやって盛り上がって、SNSなんかでいろいろ意見交換したり、今はコロナの問題があって再開できていないですけど、パブリックビューイングでみんなが会場に集まって一緒に応援できたりするのは「10数年前に私が夢見てたような世界がやってきた!」という感じでうらやましいですね。

RECOMMENDED おすすめの記事