『月刊エンタメ』に連載中の「井上咲楽の政治家対談」、今回は新型コロナウイルスワクチン接種推進担当大臣を務める河野太郎議員が登場。本誌掲載に先駆けて、今一番気になるワクチンについて直撃した。(前後編の後編)
>>前編は
こちら【写真】初めて会う河野議員に緊張が隠せない井上咲楽&執務室の様子井上 インフルエンザのワクチンと違って、コロナのワクチンは「筋肉注射」だから痛いというイメージもあります。
河野 それね、僕もそう思っていた。インフルエンザのワクチンって、針を斜めにして皮下注射しているんですね。でも、コロナのワクチンは針を垂直にぶすっと刺す筋肉注射。僕は小学校の低学年の頃、熱を出したときに「筋肉注射だからお尻にやります」と注射をお尻に打たれた記憶があるんですよ。
井上 うわ~! 痛そう!
河野 痛かったですよ(笑)。その後はしばらく注射を見ただけで泣いていたくらい。だから、コロナのワクチンは筋肉注射なのか……痛かったイメージだな……と思っていたんだけど、今度のはあんまり痛くないんですよ。
井上 本当ですか?
河野 うん。すでに接種した人に聞くと「いつ打たれたのかわからなかった」という声もあるくらいですよ。僕は「それはオーバーに言っているだろう!」と少し疑っているんだけど、でも、痛みの少ない細い針なのは間違いないです。筋肉注射って、そもそも針の太さで痛みが決まるんですって。
井上 少しほっとしました! それにしても、海外に比べて日本でワクチンの接種が始まるのが遅かったのはどうしてなんですか?