前回に引き続き、「さくら学院祭★2014」の振り返りからスタート。意外と切実な〝学力〟についての発言から、キャラ設定の話まで飛び出しました~。
右手にレタス、左手に大根?——メンバーは参考書とか学校の課題を持ってきて、取材やレッスンの待ち時間にやったりしてますよね?
田口 もちろん、持ってきてますよ!
先生 持ってきて、ページを開いているだけじゃない?
田口 いやいや、ちゃんとやってるって!
——他のメンバーに教えてあげたりとかも?
田口 華は、なるべく話しかけられないようにしてる。
野津 この前、中等部3年で集まっていた時に、由結が「現在完了形って3つ種類があるよね?」って聞いたとき、誰も答えられなかったっていう(笑)。
田口 でもね、そんな由結も参勤交代が分からなかったよね?
野津 学院祭2日目のコントで、愛子が「(グッズが売れないと予算が厳しいので)自転車で鹿児島から1週間掛けて、東京に来なきゃいけないみたい」みたいなやり取りがあったんですけど、その時に友那乃が「参勤交代で西郷さんとかも頑張ったんだから」って言ったら、「参勤交代ってなに?」って(笑)。
——それを聞くと、勉強してない組もちょっと安心できますね(笑)。では、話を変えまして学院祭で初披露された『目指せ!スーパーレディー 2014年度』のことを、お聞きします。先程は野津さんが、かなり女性っぽくなったなんて話をしていましたが、田口さんも今回から、右手に貝ヒモと左手のスルメを捨てて、右手にレタス、左手に大根と野菜中心になって女子力UPしてましたね!
田口 そう。野菜にしました! 「華って最近、スルメとか貝ヒモを食べてなくない?」ってなって。よく考えると本当に半年くらい貝ヒモを食べてなかったので。それで、確かに食べてないし、もう好物でもないかなって思って。あははははは(爆笑)。だからレタスにしました。
——それはレタスに最近ハマってるってコトですか?
田口 そう。で、片方がレタスになったからもう片方も野菜にしようってハナシになった時に、さくら学院の転入当初のプロフィールを見たら、好きな食べ物が野菜スティックって書いていたので。それも野菜スティックで大根が好きだったので、レタスと大根になりました。
——野菜スティックのイメージだったんですね。右手にレタス、左手に大根って八百屋さんみたいな感じを想像してましたよ。
「両手に野菜」の田口華
田口 違います、野菜スティックです!
——女子力高いですね。あと「特にあるぞ!」から「普通です」に。
田口 今年はオカダカズチカさんが、ちゃんとインタビューに答えたバージョンです!
——野津さんの変更点は?
野津 え~っとですね、実は声を少し……低くしてみました。
——……え? 声のトーンを変えたっていうだけ?
野津 3年生になってから友那乃、大人の色気を放っているんですよ♡
田口 そんなの誰も言っていないよ!
——2014年の1年間で「スーパーレディー」にどう近づいたのかを、落ち着いた大人の女性っぽく声のトーンを変えたことで表現したワケですね。奥が深い!
野津 しかも、以前からちょっと思っていたんですけど、歌詞の「自らつけたアダ名は?」ってアダ名のハナシなのに、「友那乃じゃないよ、友那乃だよ」ってイントネーションを答えるっておかしくないですか? どう考えても無理があるというか(苦笑)。前は「ニセ優等生」って言っていたんですけど、最近、さくら学院の下級生メンバーでニセ優等生の座を狙ってる人が多くなってきたのでヤメました。
——まさかのニセ優等生人気!?
野津 シラサキ(白井沙樹)が「わたし、友那乃ちゃん卒業したら受け継いでいい?」って。
——白井さんは正真正銘の優等生って感じがしますけどね。
野津 メグ(岡田愛)とかも「あたしもニセ優等生になるよ!」って。
田口 ちょっと人気なんですよ、ニセ優等生(笑)。
——本当に? どうですか、下級生的には?
大賀 ……うん、本当だよ、本当本当!
——なんだか言わされてる感満点ですが。
野津 でも、とりあえず声のトーンを下げて大人の色気を放っているんです!
——ちゃんとココで言っとかないと、父兄の皆さんも気付かなかったでしょうね。
野津 なので、ちょっと大きめの文字で書いてもらってもイイですか(笑)?
「下からモノ申す」大賀咲希
——大賀さんは?
大賀 下からいくよ♡
——そっか、「下から下から!」が「下からいくよ♡」になったんでしたね。
田口 え? なんで変えたの!?
大賀 今年も「下から下から!」ってレコーディングで言ったんですけど、やっぱり変えようってなって。2分で考えてって言われてこうなりました。以前、小等部の頃に職員室の先生から「下からいくよ」っていう件名のメールが届いたことがあって、ソコからいただいたというか……。
先生 それを使ったの?
田口 そういえば自分から言ったことってナイよね。
大賀 それで、「下から行くよ」に変えたら、その後に森先生から「『下からいっちゃうぞ♡』の方が、良かったんじゃない?」って言われて。
——確かに、「下からいっちゃうぞ♡」って最近はあまり使われてない印象ですが?
野津 実は出席の時に使っているんですよ。
大賀 そう、「ぞ!」って言ってるの!
野津 出席で1列に並んで点呼を取る時に、「ぞ!」って言ってるんですよ。
大賀 口の動きだけで、何を言っているか分からないかもしれないんですけどね。
——ココも改めて書いておかないとですね。
大賀 じゃあ今後〝ドコか〟で言います。「下からいっちゃうぞ♡」って。
次ページは「大賀咲希とお兄ちゃんのカンケイ」大賀咲希「兄ちゃんはラブというよりライクだから!」——楽しみですね。あと学院祭2日目の〝グッズを考えよう〟って寸劇で、野津さんが考えたアイデアが「さくら学院のど飴、アンモニア臭&呪い付き(一粒4500円)」。あれは一体どんな素材を使っているんですか? 素材本来の風味を活かしているって話ですが、アンモニア臭ってことはサメとかですか?
野津 あー!
大賀 多分考えていない。
野津 特に考えていなかったけど、じゃあ、そうです! でも、サメって体に良いんですよね? CMでサプリメントみたいなのもアリますよね? ただの飴じゃ面白くないなって思って、ちょうど理科でアンモニア臭の実験があって、実際に嗅いだんですよ。それが刺すような刺激臭で本当にヤバかったので。
——それを父兄の皆さんに買わせようと?
田口 うわっ、サイテ~!
野津(笑顔で)ハイ♡
学院祭では、野津友那乃、白井沙樹による「購買部」も新楽曲を披露した
——では、これはミニパティで作ってもらいましょうか。
田口 やだー最悪!
——田口さんは、オカダドルならぬ「タグチハナドル」を提案していましたね。あれは売り物ですよね?
田口 そうですよ! ステージに登場すると際に、本当にオカダ選手みたいに自分の顔が入ったドルが撒かれたらいいなって夢があるんです!
——1人だけそんな目立つようなのを、果たして野津さんがOKしてくれますかね?
田口 だって華、そんなに目立ってないからね。言っとくけど! 華はいつも端っこだよ!?
野津 私だって基本が他メンバーの被りだよ(涙)。
田口 華って中途半端で、小さい子たちといるとでっかいけど、莉音や友那乃といると小さくて。
——なのに身長のバランスを考えると、位置的には後ろだし。
田口 そう!
野津 私だって愛子がセンターで堂々と踊ってる中、後ろで被りだからね。
——バランス的にどうしてもそうなりますよね。
野津 しかも愛子が、めっちゃドヤ顔で踊るんですよ。それがたまにカチンときます(笑)。
田口 それか、ローファーを厚底にしちゃうとか!?
大賀 ハッ、思った!
田口 いいね。みんな身長が揃えばいいのに。
大賀 だいぶ揃ったほうなんだけどね。2010年なんかはすごい身長差があったので。
——大賀さんの転入時(※2012年)の身長って何cmでしたか?
大賀 えっと~138cmです。
野津 その頃は私も150cmなかったですよ。転入した時サバ読んで150cmにしましたけど(笑)。
大賀 158cmが目標なんですけどね、大人っぽく。
——150cm台って大人なんですか?
大賀 大人になったら158cm! 本当は160cm台が理想ですけど、チョット無理ですよね。
田口 腹筋も割れてるしね。
大賀 プラス太ももにも筋肉が付いちゃってるし、あと(自分のほっぺを軽くビンタしながら)ココにも。1回ついちゃうと太りやすくなっちゃうじゃないですか。悩みですね……。
——話が逸れてしまいましたが、次は大賀さんのグッズの話でしたよね。
大賀 そうですよ~!
——さくら学院人生ゲームですね。
大賀 あれイイですよね?
——ちょっとイイですね。あれはどこから得たアイデアですか?
大賀 あの~考えていたんです、家で。あ~でもなぁ~言っていいのかなぁ? アイデアが全然思い付かなくて、どうしよう、どうしようって考えていたら、隣でお兄ちゃんが、「人生ゲーム……」みたいな感じでボソっと言ったんですよ。それで一応アイデアの中に書いて出したんです。そうしたら、それが採用されて。あ~言っちゃった!
——それは、別に悩まずに言ってイイ話なんじゃない(笑)?
田口 本当にお兄ちゃんと仲イイんだ?
大賀 お兄ちゃんと仲イイんですよ。
——お兄ちゃんはいくつですか?
大賀 高3です。
野津 ふふふ、ブラコン(笑)。
大賀 それ、今日も言われた! あくまで仲がイイだけだから、ラブというより、ライクの方だから!
——もちろん、分かってますよ(笑)。
大賀 仲がイイって友達同士みたいな感じですよ! 友達ではないけど~親近感みたいな!?
——そんな必死に説明しなくても、全然誤解しないから大丈夫ですよ。人生ゲームでは卒業のコマに止まると、女優コース、歌手コース、フリーターコースに分かれるってハナシでしたが、皆さんだったら卒業後に何コースを選びますか?
田口 華は、とりあえずやりたいことが〝歌って踊る〟なので、今やっていることがすごく楽しいからずっと続けたいですね。あとは(さくら学院の振り付けを担当している)ミキコ先生に関わった仕事がしたいですね。それさえできたら何でもイイっちゃイイんですけど。歌ったり踊ったりするお仕事をしたいです!
——歌って踊れる女子プロレスラーは?
田口 あははは、やんない(笑)!
野津 友那乃は事務所に入った時はモデルさんになりたいって言っていたんですけど、途中で変わって、今は女優さんになりたいって思っています。演技も今すごく勉強中なんですけど、トーク委員長の経験だったり、さくら学院で学んだことを活かして、バラエティ番組とかにも出たいです。それとコメディ映画とかドラマが大好きなので、人を笑わせられるようお仕事にも挑戦したいです。
——じゃあ、寸劇なんかもこれからもっとやっていったら、イイかもしれないですね。
野津 そうですね。でも、私自身の笑いのツボが浅いので、もうちょっとそこを頑張っていきたいなと思っています。
——なるほどコメディエンヌも目指すと。では、2年生の大賀さんは?
大賀 咲希は歌手コース? 歌がすごい好きなので、咲希は歌いたいですね。あとバラエティ! 人を笑わせられるようなバラエティをやりたいです。はい。
この後、まさかのさくら学院卒業生がサプライズ乱入。その模様は明日、公開します!
発売中
『ハートの地球』さくら学院初のDVDシングル形態でのリリース。5th Single『My Graduation Toss』に続いて、“Tommy february6 & Shunsaku Okuda”が楽曲提供&プロデュースした2014年度を象徴するポップチューン。
■TYPE A
¥1,600+税 UPBH-1370
1. ハートの地球 Music Video
2. ハートの地球 Dance Video
■TYPE B
¥1,600+税 UPBH-1371
1. ハートの地球 Music Video
2. ハートの地球 メイキング映像
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