思わず泣き出してしまった33号・橋本瑠果を、23号・伊藤祐奈がハグでなぐさめた
そして迎えた夜公演。アイドリング!!!がヴィーナスフォートごとお台場から中野にやってきたかのような、教会をイメージしたセットのなか、『MAMORE!!!』、『Don':t think.feel!!!』、『女神のパルス』と定番のシングル曲3連発で、ライブはスタート!
その後、1月8日にリリースされる5thアルバム『GOLD EXPERIENCE』からのナンバー3曲に続いて、アイドリング!!!とアイドリングNEOがそれぞれのシングル曲を交互に披露。1期生3人で歌う『Only One』はまいぷるの卒業を知った上で聴くと、何とも感慨深い。
13thライブは教会をイメージしたセットで開催された
遠藤、6号・外岡えりか、9号・横山ルリカの3人で『Only One』を熱唱
そんな感傷も、メンバーと同じ衣装を着たバカリズムが『AVを観た本数は経験人数に入れていい』(推定タイトル)を絶唱して、爆笑に変えてしまったが、それもまたアイドリング!!!らしさだ。
バカリズム升野がお下品なオリジナル曲を披露。ライブではメンバーと同じ衣裳で登場するシーンが何度もあり、どうやら「時々神」とは升野のことだったようだ
後半戦はニューアルバムのラストナンバー『Shine On』から始まり『恋の20連鎖!!』をブリッジにしたメドレー構成。ラストの『やらかいはぁと』ではもちろん、場内がオレンジのサイリウム一色に染められる。続く『サマーライオン』で本編は終了し、いよいよアンコールへ──。
派手なスモークで『サマーライオン』を演出!
アンコールは現25人バージョンにリメイクされた自己紹介ソング『Iのスタンダード2014』から始まった。20人時代は1コーラス4人×:5回の構成だったが、25人になった今回は1コーラス4人×:5回+1コーラス5人×:1回という、21人時代以来のイレギュラーなアレンジに。
もちろん最後のパートを歌ったのはまいぷる。歌詞の四字熟語がこれまでの「冷静沈着」から「一期一会」に変わっていたのも、まいぷるの卒業を意識させられた。
各メンバーのキャッチフレーズ(四字熟語)が後ろのスクリーンに大写しされる演出だった
続く『One Up!!!』の後、菊地亜美から2月14日にZepp DiverCity Tokyoでライブが行なわれることが発表。しかし予告していた重大発表はそれではないと告げると、まいぷるが一歩前へ。
「私、遠藤舞は2月14日のライブをもって…」と切り出すと、場内からは「言わせねーよ!」という声も飛ぶが「アイドリング!!!を卒業します!」と、ついにファンの前で発表。客席からは驚きの声が上がり、メンバーの何人かはこらえきれずに涙を見せた。
卒業を自らの口から発表した遠藤。多くのメンバーが涙を見せていた
そんな中、ラストナンバーの『さくらサンキュー』を歌い始めると、まいぷるの表情に異変が…!? あのまいぷるがついに泣いた! これまで番組内でもケツバットの痛さとワサビの辛さでしか泣いたことがなかったはずのまいぷるの涙に、メンバーも完全に涙腺決壊。リリース当時から卒業ナンバーかとも言われていた『さくらサンキュー』に、真にその意味が加わった瞬間だった。
メンバーが去った後も、鳴り止まないまいぷるコール。三たびステージに登場したメンバーは『「職業:アイドル。」』を歌い、一転してにぎやかにライブを終えた。「一足先においとましますけど、2月14日まではアイドリング!!!でいさせていただきます!」と語ったまいぷる。その思いに応えて、最後までアイドリング!!!3号・遠藤舞の姿をしっかりと見届けよう。
涙がこぼれ落ちるところまではいかなかったが、明らかに瞳が涙で濡れ輝いていた
卒業発表後の『さくらサンキュー』は、歌詞が聴く者の心に沁みこんできた
■「アイドリング!!!13thナンバリングライブ『史上最大!25人の大作戦グ!!!晴、時々神』」1月24日(金)21:00~23:00 フジテレビNEXTで放送
同日23:00 フジテレビオンデマンドで配信開始
■遠藤舞卒業ライブ「さよならは別れの言葉じゃなくて
再び逢うまでの遠い約束ング!!!」
2月14日(金) Zepp DiverCity TOKYO
■アイドリング公式サイトhttp://blog.fujitv.co.jp/idoling/index.html