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UPDATE|2021/06/12

クラファンで380万円を集めたアイドル・森ふうかが語るコロナ禍で生き残るアイドル論

森ふうか 撮影/松山勇樹


──フリーランスアイドルとして新規のファン(顧客)を探すのは大変だったんじゃないかと思いますけど、増やすために努力したことは?

 やっぱり自信を持って「コレは素晴らしいんだよ」って思える楽曲や衣装を作ることですかね。結局、良い商品を作り続けることがお客さんが付いてくることに繋がるのかなと思ってて、地下アイドルって(距離が)近くて会話が長い方が良かったりっていうのがホントにあって、それで他に移っちゃう人もいてすごい悔しい思いをしてるんですけど、近くてなんぼの世界じゃなくて、いかに良いものを作って面白い楽しいって思ってもらえるか……ってところで勝負していきたいなっていうのはすごいありますね!

──森さんがそれだけエネルギッシュなのは、一度アイドルになるのを諦めてホテルに就職したことや20歳を過ぎてからアイドルになったことも大きいんじゃないかと思うんですけど。

 そうですね。ずっとアイドルやりたかったけどやれなかったって学生時代と社会人時代があるから、「ここで食っていく!」っていう気持ちが強いのかもしれない。ホテルに就職したのも、ずっとやりた過ぎたけど出来なかったから接客に逃げてたところがあって(笑)。アイドルになってからの負けん気だったり「ここでやったるぞ!」って気持ちが強いのは、そういう期間があったからなのかなって思います。

AUTHOR

鎌形 剛


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