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UPDATE|2021/06/13

山口真帆が映画初主演「自信がなくても、自分の無限の可能性を信じてやることが大事」

撮影/西邑泰和

山口真帆が2021年初夏にファンタジーホラー映画『ショコラの魔法』で映画初主演を果たす。原作は、みづほ梨乃による同名の人気少女漫画。チョコで人の願いを叶える代わりに、その人の一番大切な物を奪うというショコラを、山口はどう演じたのか。現場で感じたことや作品の見どころ、そして現在の心境を語ってくれた。(前後編の後編)

【写真】25歳になり、ますます美しさをました山口真帆の撮り下ろしカット

【前編】山口真帆、初主演映画『ショコラの魔法』「人間味がない人形のように演じた」はこちらから

――普段、セリフはどうやって覚えているんですか?

山口 私は一人暮らしなので、一人でひたすら覚えてます。夜に記憶力活性化されると聞いたので、寝る前に覚えるのが一番多かったですね。あとは、お風呂に入りながらずっと鏡に向かって、あまり表情を変えずに話す練習はしていました。お風呂だと、セリフも響いて聴こえるのでよかったです(笑)。

――ちなみに、もし山口さんがショコラに叶えてもらうとしたら何を願いますか?

山口 ん~、願いって無限じゃないですか?(笑) だから、1つって難しいんですけど…でも、今はみんなが健康であればいいな。みんなが元の生活に戻れるようなチョコがあるとしたら、全世界に配って、幸せな世界が広がればいいなって切に思います。

――魔法に憧れたりはしますか?

山口 小さい頃は憧れていました。でも魔法が使えなくても、人には無限の可能性があるって思っているんです。信じれば叶わないことって、そんなにないかなって思いますね。できないことをできないって思いながらやるより、できるって思ってやった方が確実にいいと思うので、自信がなくても、自分の無限の可能性を信じてやることが大事なのかなって思います。

――さて、2019年にNGT48を卒業されてソロとして活動されていますが、改めてソロになって意識していることは?

山口 ソロになって事務所に入って、最初に写真集とファンクラブの開設をしていただいたんですけど、常に自分はどういうものを作りたいか、ファンクラブでもどういうことを伝えたいかを考えてやっています。ファンクラブは、他のSNSよりも身近に感じていただけるような発信をしたいですね。基本的に人を楽しませることが好きなので、ファンクラブのイベントやブログでは、皆さんを笑わせられるように頑張っています。見て面白いなって思ってもらえるとうれしいんです。

――ソロ始動後、昨年はステイホーム期間もありましたが、生活面で変化はありましたか?

山口 昨年のステイホーム期間に料理に挑戦してみたんです。いろいろな調理道具を買いそろえて、目分量で作ったり、想像でつくったり、レシピサイトを見て作ったりしました。それまでは料理をしていなかったんですけど、センスはあると思っていたんです(笑)。見た目はそんなにうまくなくても、味付けは得意で。センスはあるんじゃないかな(笑)。味はおいしいですよ! それと、家のいたるところをキレイしたくて。排水溝とか洗面台とか…ひたすら掃除してウイルスゼロの空間を家に作っていましたね。

――やり始めると止まらないタイプ?

山口 そうなんです。一回ハマっちゃうと止まらなくて。でも興味がありすぎて、いろいろなことに挑戦しちゃうので、自分でも「キリがないな、よくないな」って思います (笑)。
AUTHOR

小松 加奈


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