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UPDATE|2021/06/16

次世代声優8人組ユニット DIALOGUE+、紆余曲折して辿り着いた声優の道

DIALOGUE+(左上から)村上まなつ、緒方佑奈、内山悠里菜、宮原颯希 (左下から)鷹村彩花、守屋亨香、稗田寧々、飯塚麻結


――緒方さんは?

緒方佑奈 私も、もともとアニメやマンガが好きで、アニメイトに通ったり友達とコミケに出展しようと話したりしていて。

飯塚麻結 コミケに出展しようとしていたの?

緒方 結局出展はしなかったけど、そういう話が出るくらいアニメや漫画が好きでした。でもそれはあくまでも趣味で、アナウンサーを夢見て東京の大学に入ったんです。そうして入った大学で縁あって演劇研究会に入って。そこで初めてお芝居の楽しさに気づきました。お芝居をもっと学びたいという気持ちが強くなったのですが、アナウンサーになるためにここまでやってきたので、悩んだ末、演劇とアナウンスの両方を勉強できる養成所に入り、今があります。

――両親はアナウンサーになると思っていたんですよね。

緒方 はい。養成所の最終オーディションの段階で初めて気持ちを打ち明けたら、「自分の人生だから、自分で選んでいい、ただ、選んだ責任も自分で持ちなさい。」と言われました。

――鷹村さんは?

鷹村彩花 私は1歳上の姉がいるんですけど、姉は成績優秀で運動神経も良くて、よく「お姉ちゃんを見習って頑張りなさい」と言われていたんです。それである日、家族で行ったNHKスタジオパークで、姉といっしょに『ななみちゃん』というアニメのアフレコ体験をやったら、係員さんとか後ろで順番待ちをしている人たちからも、「すごい!」って褒めてもらって。私にとっては、姉に勝てるものができたと思ってすごくうれしくて、その時から漠然と「将来私は声優さんになるんだ」と思っていて。

AUTHOR

榑林 史章

CREDIT

撮影/榑林史章


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