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UPDATE|2014/12/07

ハロプロの未来を背負う〝タマゴたち〟の成長は、一瞬たりとも見逃せない!

『ハロプロ研修生 発表会 2014~11月・12月の生タマゴShow!~』が12月6日、Zepp Tokyoで行われた。今年9月以来となる生タマゴShow昼公演の模様をレポート。

 Berryz工房『シャイニングパワー』では、現在行われているBerryz工房のツアーに参加しているメンバーたちが、ツアーに帯同してきた成果をぶつける。特に、最年少・船木結の小さな体から繰り出されるパワフルなダンスと堂々とした歌はとても目を引いた。ハロプロ研修生の楽曲『恋したい新党』では、あまり目立つ存在ではないが、ソロパートを少しずつ増やしている井上ひかるの歌声が、少しずつしっかりしてきているのを感じた。

 Juice=Juice『五月雨美女がさ乱れる』では、モーニング娘。12期メンバーとスマイレージ3期メンバーが自信たっぷりのパフォーマンスを見せる。この日、スマイレージ3期メンバーの相川茉穂は舞台出演でライブを欠席したため、代わりに新メンバー浅倉樹々が参加。この浅倉の、他4人に引けを取らないパフォーマンスにはとても驚かされた。力強いダンスに定評のある佐々木莉佳子、牧野真莉愛と並んでも全く見劣りしないキレのあるダンスを見せた彼女は、今後注目したいメンバーの1人だ。

 前の曲から引き続いて、モーニング娘。12期とスマイレージ3期、そしてカントリー・ガールズに加入が決まった稲場愛香によるMCでは、稲場がこれから同じグループで活動するBerryz工房の嗣永桃子のことや、スマイレージ3期メンバーでお泊まり会をしたというエピソードが披露された。その中で羽賀朱音は、「(先日卒業した)道重さゆみさんの在籍日数を越えないために、それより早く辞める」と、正式加入前から卒業について真剣に話す。

 「12期の中で一番若い羽賀が先に卒業したら困る」と話す牧野真莉愛に対しては、「12期全員で卒業しよう」とマイペースさを発揮する、微笑ましい場面もあった。

 ここからラストスパート。一岡伶奈の大人っぽさが目を引き、歌もしっかり聴かせたBerryz工房『もっとずっと一緒に居たかった』、和田桜子・段原瑠々のヴォーカルの美しさが目立ったJuice=Juice『イジワルしないで 抱きしめてよ』、岸本ゆめの・藤井梨央・船木結のハツラツとしたパフォーマンスが楽しいスマイレージ『エイティーン エモーション』と続く。

 そして最後には、浜浦彩乃の「なあみんな、へそんとこヨロシク!」のセリフでおなじみ『おへその国からこんにちは』、『青春Beatは16』、『天まで登れ!』でメンバーとファンが一体となり、ライブは幕を閉じた。

 ハロプロ研修生の活動の成果を見られる場となっているこのライブ。先輩たちのツアーや舞台への参加、ハロプロ研修生だけのパフォーマンスだったりと、活動の場もどんどん増えている。そういった経験から、短期間でも大きな変化があり、その成長にいつも驚かされる。

 ハロプロ研修生からモーニング娘。、スマイレージ、カントリー・ガールズへの加入、そして研修生活動を終了したメンバーがいたりと、この数ヶ月でハロプロ研修生のメンバーが大きく変わった。デビューという切符を手に入れる者もいれば、別の夢へ向かう者もいる。ハロプロ研修生たちはこうやって素敵なステージを届けてくれるからこそ、少しでも多くのメンバーが夢を掴んでほしいな、と思った。

 今後の活動も楽しみだけれど、まずは名曲揃いのハロプロ研修生ファーストアルバム『① Let’:s say “Hello!&rdquo:』をじっくり楽しもうと思います。これは少しでも多くの人に聴いてほしい、名盤です!

ハロプロ研修生ファーストアルバム『① Let’s say “Hello!”』

東海林その子 メジャーどころを中心に、女子アイドルを追いかけています。女の子が変化する一瞬一瞬を見逃したくないです。

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