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UPDATE|2021/07/07

元SKE48の大矢真那がアイドルをプロデュースする理由「アイドルとは、アイドルという職業」

大矢真那 撮影/松山勇樹



――SNSの使い方など、アイドルはいくつものスキルが必要になりますね。

大矢 そうですね。言葉選びも大事です。すぐツイッターに反論しちゃうようなことがありますけど、「アイドルになったらそういうことはできなくなるんだよ」と親身になって伝えていきたいです。でも、私ってナメられがちだからな~(笑)。私は何かを教えることが得意ではないけど、今までも「これはどうしても伝えたい」ということはちゃんと伝えてきました。気持ちをしっかり伝えることが大事だと思っています。

――大矢さんがSKE48を卒業する前に取材した際、「アイドルとは、アイドルという職業だ」と答えていたのが印象的でした。

大矢 それは、SKE48に加入直後から変わっていない考えです。アイドルは自分だけのものではなくて、関わってくださる大人がいて、ファンの方がいて成立するものです。お金も動きます。アイドルをやることは趣味ではなくて、仕事なんです。それはメンバーになってくれた子たちにも伝えていきます。

それと、「なぜあなたはこの立ち位置なのか」ということも説明していきます。センターにしても、そうじゃなくても、必ず役割がありますから。私の現役時代は、そういった説明をされることはなかったですけど、説明されたらちゃんと納得していたと思うので。胸の内にあるモヤモヤしたものをなくしていきたいですね。

(後編に続く)

【後編はこちら】元SKE48大矢真那がアイドルを全面プロデュース「やるからには闘って、強いグループを作りたい」
AUTHOR

犬飼 華


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