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UPDATE|2021/07/21

元NGT48・加藤美南が語る“将来”「経営者も展望に、日中の若者の架け橋になりたい」

加藤美南 撮影/松山勇樹

2021年1月31日にNGT48を卒業し、現在は肩書のないフリーランスとして活動を続けている加藤美南。

一時は世間から多くのバッシングを浴びながら、それでもその場に立ち続け、今は新たな道を歩みだした彼女に、将来への展望を聞いた。

【写真】大人っぽさも増した、加藤美南の撮りおろしカット【12点】

──加藤さんはNGT48卒業時点で、将来のイメージは描いていたんですか?

加藤 はっきり決まっていたわけではないですけど、これまで卒業していった48グループの先輩たちがいろんなジャンルで輝いているので、それが励みになった部分はあります。でも、こういう進路のことってコロナがなかったら考えもしなかったと思うんですよ。

──どういうことですか?

加藤 アイドルでいると毎日のように公演やイベントがあるし、安心しきっていた部分もあったんです。与えられたことは全力で頑張るけど、自分から進んで将来のことを想像しなかったというか……。だから、コロナ禍は私にとって自分を見つめ直す大きな転機になったと思います。

──そして現在はコスメに関わる活動を積極的に行っています。これもアイドル時代から考えていたことですか?

加藤 もともと自分がコスメや美容に興味があったので、それをお仕事に繋げていきたいという気持ちはありました。アイドルのときも市販されているコスメを私が紹介して、それを見たファンの方が買ってくれるということはあったんです。だけどせっかくアイドルを卒業したのだから、アイドル時代はできなかったことをしたかったんですよね。具体的には化粧品のプロデュース、それから今後はイベントを企画段階から作り上げていきたいとも思っています。もともと私、自分がすべてを把握していないと落ち着かないところがあるんですよ。

──それは性格的なものでしょうか?

加藤 そうだと思います。感じること、考えることをイチから作り上げる面白さに目覚めたといいますか。だから最終的には商品開発とか会社を立ち上げたりもしたいなと……。

──会社設立!? 立派な起業家じゃないですか!

加藤 いやいや、まだこれからの話ですけど(笑)。ご存知だと思いますが、私のアイドル時代は、本当にいろいろなことがあったし決して平坦な道のりじゃなかった。だから今でも私を応援してくださる方というのは、本当に私のことを好きじゃないとついてきてくださっていないと思うんです。

CREDIT

取材・文/小野田衛 撮影/松山勇樹


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