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UPDATE|2021/08/01

グラビア一筋18年、吉田早希が語るゲームとインターネット

吉田早希 撮影/佐賀章広

日本のトップコスプレイヤー・えなこほか、伊織もえ、篠崎こころら所属する事務所として注目度を集めるPPエンタープライズ。そんな話題の事務所に所属し、活動歴18年を超えるのがグラビアアイドルの吉田早希だ。コスプレイヤーが多く所属する中、ブレずにグラビアアイドルとして活躍する彼女のこれまでの軌跡を聞いた(3回連載の2回目)。

>>1回目<吉田早希が振り返るデビュー時代「家族には写真集が決まってから打ち明けました」>はこちら

【写真】キャリア18年も輝きを増し続ける吉田早希 撮りおろしカット【12点】

──吉田さんはグラビアアイドルとしての活動歴が18年。現在はアイドルにとってSNSが情報発信ツールとして大事になっていますが、デビュー当時はブログですか?

吉田 そうですね。私は18歳ぐらいのわりと早い時期にライブドアブログを始めました。周りにオタク友達が全くいなくて、友達を増やしたかったのもあって、ブログではマンガやアニメ、小説など、自分の好きなものを発信していました。そうすると現場のスタッフさんとかが目にして話しかけてくれるんですよ。「『ドグラマグラ』いいですよね~。僕も若い頃は夢野久作を読んでいました」みたいな感じで(笑)。

──いきなり夢野久作とはなかなかディープですね(笑)。

吉田 ですよね(笑)。でもそういう会話をできるのがうれしかったんです。私は女子大に通っていたんですけど、大学では友達同士で赤文字系を始めいろんな女性ファッション誌を買いあって、今で言うサブスクみたいな感じで回し読みをしていたんです。だから“表と裏”みたいな感じで、裏の部分は小学生の頃から触れていたインターネットに依存していました。

──小学生の時点でインターネットにハマっていたんですか?

吉田 当時はアニメを観る時間がなくて。小学生の時は受験のために塾に通っていたし、中学時代は家と学校の往復で4時間かかっていたので、アニメのゴールデンタイムは家にいなかったんです。なので私が触れられるオタクの世界はインターネットしかなかったんです。

CREDIT

取材・文/猪口貴裕 撮影/佐賀章広


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