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UPDATE|2021/08/01

グラビア一筋18年・吉田早希が語る、私が続けられた理由「グラビアを好きな気持ちには今後もこだわりたい」

吉田早希 撮影/佐賀章広



──倉持さんの存在は大きかったんですね。

吉田 そうですね、もっちーと出会えたのは人生の転機でした。もっちーは腐らずに、ひたむきに頑張る子なんですよ。その姿を見ていると、私も頑張っていいんだって気持ちになれたんです。

──「頑張っていいんだ」とはどういうことですか?

吉田 私たちって、なんとなく頑張ることがかっこ悪いみたいな風潮があった世代なので、頑張ってダメだったらどうしようとか、頑張りたい気持ちの足枷みたいなものがあったんです。でももっちーはそんなことを一切気にせずに「頑張るんじゃー!」って突進していくので、頑張っていいんだと。たとえそれが上手くいかなくても、見てくれている人たちが「頑張ったね」と言ってくれればいいんだと気付いて、足枷も解けました。

──それでお仕事の方も軌道に乗ったんですね。

吉田 ちょうどツイッターなどのSNSが盛り上がってきた頃で、アピールする場も増えたのもありました。もともと、もっちーはゲームのお仕事をしていたんですけど、1人よりも2人みたいな訴求力があって私にもゲームの仕事が増えて。ゲームの案件が増えると、ここの事務所に所属すればゲームのお仕事が来るかもしれないとG.P.Rにオタクの女の子たちが集まってきたんです。

──そんな中、どうしてPPエンタープライズに移籍しようと思ったのでしょうか。

吉田 30歳を過ぎた頃に今後、環境が色々変わっていくかもしれないことについてよきゅーんちゃんに相談したんです。そしたら「うちにおいでよ」と言ってくれたんですよ。

──移籍しての変化はありますか?

吉田 よきゅーんちゃんは芸歴の長い私よりも先輩なので学ぶことが多いです。私は頑張るのが恥ずかしい世代と言いましたが、よきゅーんちゃんは同世代なのに、ずっと頑張っているんですよ。周りに頑張っている人がいると、すごく力になります。ただ私の場合は、よきゅーんちゃんみたいに100%の力で走り続ける自信はないので、いつでも70%ぐらいのモチベーションで、それより下には下げないようにしています。

CREDIT

取材・文/猪口貴裕 撮影/佐賀章広


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