大森靖子を中心に結成され、若者を中心に圧倒的支持を集めるアイドルグループ・ZOC(ゾック)。そんなZOCの新メンバーオーディションで、応募総数3000通を超える中から唯一勝ち抜いたのが、15歳の逸材"鎮目のどか"だ。大森靖子が見出したその才能を紐解くべく、本人にインタビュー。「他と比べられないような存在だった」と語るZOCへの想いと、オーディション秘話を聞いた。
(前後編の前編)
【写真】ZOC 新メンバーとして話題・鎮目のどかの撮り下ろしショット──オーディションを受けたのはいつ頃だったんですか?鎮目 今年の2月です。(大森)靖子ちゃんからの電話で合格したということを知ったのが3月の終わりで、そのことを世の中に公表したのが5月13日。4月の頭には東京に出てきたので、そこからレッスンを受けたり、レコーディングも進めていました。
──もともとアイドル志望だったんですか?鎮目 う~ん、そういう感じでもないんです。特定のグループを応援するということもなかったし、かといって「女優になりたい」とか「芸人になりたい」みたいな気持ちもなくて。ただ、自分のやることを誰かに見てもらうのは好きでした。あの……保育園の頃は自分で歌を作るのが好きだったんですよ。
──作詞・作曲ということですか?鎮目 そんな大それたものではないんですけど(笑)。本当に暇つぶしみたいな感じでノートに書いていて、それをパパに見せていました。歌詞はノートに書いたものになるんですけど、メロディは適当だから歌うたびに違っていた気がします。