FOLLOW US

UPDATE|2021/07/28

「痩せていることが正解じゃない」レジェンドグラドル・鈴木ふみ奈が30代に突入して気付いたこと

鈴木ふみ奈 撮影/松山勇樹



──メリハリのある体型は昔から理想にしていたんですか?

鈴木 昔は違いました。周りがダイエットしているから、なんか分からないけど自分もダイエットしよう、みたいな。「痩せている方がいいらしい」という洗脳から、特にこだわりもなく痩せようとしていましたね。

──どういうきっかけで意識が変わったのでしょうか。

鈴木 グラビアをやるようになって、こういう体型になりたいという目標ができていく中で、確かに今の日本は細い方が人気かもしれないけど、自分の目指すところは違うなと。大きかったのは2018年に出場した「ミス・ワールド・ジャパン2018」で、そのときに世界にも目を向けるようになって、海外では目指す体型がバラバラと聞いたんです。それこそ細い方がいいって人もいれば、メリハリのある方が好き、むっちりしてボリュームのある方が好きって人もいて、日本も細い体型を目指すだけじゃなくて、それぞれの価値観で目指す体型が変わるような世の中を作りたいという気持ちになりました。いずれは「グラビアアイドルの鈴木ふみ奈ちゃんになりたい」って言われるようなポジションを、グラビアで築いていけたらいいなって思います。

──今回の写真集には、鈴木さんが自ら書かれた短いエッセイが15編掲載されていて、そこにはグラビアのこだわりや、仕事のスタンスなどが綴られています。個人的には「ふみ潰し」というエッセイのタイトルに目を惹かれました。

鈴木 私は胸の血管が出やすいんですけど、胸を潰すことによって、より血管が浮き出て、胸のボリュームも出るんです。私はこの血管が良いと思うし、こだわりの1つですね(笑)。

CREDIT

取材・文/猪口貴裕 撮影/松山勇樹


RECOMMENDED おすすめの記事