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UPDATE|2021/07/31

少女歌劇団ミモザーヌ、広井王子とメンバーが明かすレッスンの日々「食事を変えなければダンスも覚えられない」

少女歌劇団ミモザーヌ メンバーと広井王子 撮影/荻原大志


──食事、ですか。

広井 そう。だからノートに食事も書かせているんです。それを見て「朝食をちゃんと食べなさい」とか「肉ばかり食べてるじゃないか。野菜も食べなさい」と。

みあい 「魚をもっと食べよう」と言われたりもしました。その話を家族でしていたらママも「気を付けるね」と言って、だんだん家族みんな健康な方向に進んでいっています(笑)。

広井 あとは映画も見るように勧めています。僕が一番最初に勧めるのは『素晴らしき哉、人生!』(1946年)。これはほとんどのアメリカ人が見ている古典中の古典。こういう作品を見て海外の人との共通点を作っていかないと国際人にはなれないから。そして、その上で「日本人だから歌舞伎や文楽は見てるよね」と聞かれるからその部分の教養も全部教えておきたいなと思っています。

──さて、8月に開催される夏公演「Romance~恋するように~」のコンセプトを聞かせてください。


広井 レビューというのは一つテーマがあって、それに沿って作られるものだと僕は考えています。今回はそのテーマが「Romance」なので、第1部はいろんな恋やドキドキした気持ちを歌にして、この子たちに歌ってもらおうと。また第2部は歌ありトークあり、お楽しみコーナーみたいなものもやっていこうかなと思っています。
CREDIT

取材・文/左藤 豊 撮影/荻原大志


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