DEARSTAGEとLantisが共同プロデュースすることで話題の5人組ボーカルユニット「ARCANA PROJECT」。そんなグループの中で一際輝きを放っているのが、グループオーディションを数ある中から見事勝ち抜いた最年少・天野ひかる。後編では、グループ加入後と最新シングル『たゆたえ、七色』について話してくれた。
(前後編の後編)
【写真】最新シングル『たゆたえ、七色』をリリースしたARCANA PROJECT──ARCANA PROJECTのメンバーと初めて会ったときは、どう思いましたか?天野 (相田)詩音ちゃん以外のメンバーは経験豊富なので、私なんかが入って足を引っ張ちゃうんじゃないかなって思いました。あと、あおにゃん(空野青空)の存在を知らなかったので、このテンション感についていけるのかなって(笑)。私はテンション低めなので、そこも心配でした。
──年の離れたメンバーと活動するのも不安ですよね。天野 それもありました。部活でも習い事でも、ほとんど先輩と交流がなかったので、年上の知り合いが全然いなかったんです。どういう風に接すればいいのかなとか、敬語は使ったほうがいいのかなとか、いろいろ考えました。でもメンバーはみんな、すごく優しくて。何となくのイメージで、アイドルグループのメンバー同士は仲間だけどライバル意識があるのかなと思っていたので、こんなに表裏なく仲良く接してくれるんだって安心しました。
──仲良くなれたのは、メンバー全員がアニメ好きというのもありますか?天野 それは大きかったです。周りにアニメ好きの友達が少なかったので、そういう話ができるのはうれしいです。あと、コロナで会えなくなった時期にリモートでやり取りすることが多かったので、緊張せずに話すことができて、より仲良くなれました。