FOLLOW US

UPDATE|2021/08/08

乃木坂46 高山一実が真っ直ぐ突き進んだ10年間とグループに残した"温かさ"

高山一実 2nd写真集『独白』(徳間書店)


最近は「さすがにポジションに対するこだわりはなくなった」という高山だが、「3列目でも歌番組でカメラに抜かれる人になりたくて。たとえば数年前のHKT48は少し後ろにいる指原さんがカメラに抜かれていたじゃないですか。それってすごいことだと思うんです。私も『この人を映したら視聴者が乃木坂46と認識してもらえる』という存在になりたい」と語っていた。(『EX大衆』2021年3月号)

 同誌で「10年やったのに、特技を聞かれても『剣道』とはハッキリ言えなくて。じゃあ、『アイドルを極めましたか?』と聞かれたとき、10年以上やっていないと『はい』と言えないと思ったんです」と話してくれた高山は、乃木坂46で10年間アイドルを全うして、今年9月末にグループを卒業する。

卒業コンサートを「千葉の市民会館の一角でやりたい」(『EX大衆』2019年5月号)と冗談めかして話していた高山。「卒業コンサート」と銘打たれてはいないが、最後のステージは東京ドームになった(9月8日9日)。すべてのシングルで選抜メンバーに入った功労者にふさわしい舞台だ。

 卒業を公表した配信番組(『乃木坂配信中』)の場で、大園桃子(9月4日卒業予定)は「こういう場面を見ると、乃木坂46って温かいグループなんだなって」「みんなが優しくて素敵なグループなんだなって実感します」と語った。高山の「温かさ」は後輩を通して、現在募集中の新メンバーにも伝播することだろう。


RECOMMENDED おすすめの記事