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UPDATE|2021/08/11

蛙亭・イワクラが芸人を目指した理由「小学校のときなんばグランド花月を見て感動」

蛙亭・イワクラ 撮影/西邑泰和



ーーテレビの仕事は? 深夜番組とか……。

イワ 全然ないです。1年に2回くらい、千原ジュニアさんMCの『千原ジュニアの座王』(カンテレ)っていう大喜利番組に呼んでいただくぐらいで。ネタ番組とかバラエティに出ることはありませんでしたね。ほぼ毎日バイトです(笑)。

ーー当時のことを思えば、本当に人生が変わったんですね。そもそも、どうして芸人になろうと?

イワ 小学生のときに、大阪の親戚がなんばグランド花月に連れて行ってくれて、初めて寄席を見たんです。漫才とか、新喜劇とか。それで「人を笑わせるってすごいな」って感動して、私も将来、吉本に入りたいと思ったのが最初でした。お笑いを本格的に好きになったのもそのときで、いろいろ観るようになってからはロバートさんとか、次長課長さんとかが好きでした。コントが好きでしたね。でも(出身の)宮崎県はテレビのチャンネルが2局しかなくてもう激弱だったので(笑)、DVD借りて観たりしてました。

ーーお笑いに目覚めたティーンにとっては、けっこうキツい環境ですね。

イワ 番組を見てても途中で中継が切れたりするんですよ。「一部の地域は……」っていうのは全部切れてました(笑)。今ほどネットも充実してなかったんで、「どうやって調べればいいんだ?」って感じでしたね。

ーー小学生時代から芸人志望なら、コントや漫才をやって友達を笑わせたりすることもあったんじゃ?

イワ 給食の時間に、友達と漫才をしたりしてました。授業中にちょっとボケたり、先生の物まねやったりも。けっこう目立ちたがり屋だったとは思いますね。自分のやりたいことはやりたい、っていうか。

ーークラスの人気者でみんなを笑わせる人、という感じですか?

イワ ではなくて、そういう人たちに「あいつ、めっちゃ変な奴だな」って言われるタイプで。一部にファンがいる、みたいな感じです(笑)。


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