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UPDATE|2021/08/07

リング上で火炎を噴射! 30年前に存在した地上波NG超過激プロレス団体「W★ING」とは?

今回、W★INGに関する書籍が初めて出版される

「★といえば……」。8月3日にFUNKY MONKEY BABY’Sのファンキー加藤が投稿した、そんな書き出しからはじまるツイートが彼のファンを困惑させる一方で、一部のプロレスマニアをニヤニヤさせている。

【写真】超レア! 時代も感じさせるW★INGの貴重なパンフレット【11点】

このツイートでは名前に★が入る有名人(つのだ★ひろ、ゴー★ジャスなど)に言及した上で「そして皆さん、ご存知」と前置きして、W★INGの名前を挙げている。

 だが、ほとんどのファンは「ご存知ではありません」「まったくわからないのですが……」と突然、飛び出したW★INGという単語に「?」の嵐。そうなってしまうのも仕方がないだろう。W★INGとはディープなマニアが寵愛しているプロレス団体の名称であり、ライトなプロレスファンでも知らないような存在だからだ。

そして、このつぶやきには「この書籍ずっと待ってました」とファンキー加藤が『W★ING流れ星伝説』という新刊本を手にしている写真も添えられている。この本はW★INGの生誕30周年を記念して、週刊プロレス誌でW★ING担当記者を務めていた小島和宏(現在ではももいろクローバーZ公式記者として活躍中)が書き下ろしたもの。「炎、流血、五寸釘」という物騒なワードが表紙の帯に並んでいるが、この文言でプロレスを連想できるのも、またマニアだけだろう。

ファンキー加藤が「ずっと待ってました」というのは、W★INGに関する書籍が出版されるのは今回がはじめてだから。書籍だけではない。「Tシャツ界の悪童」ことハードコアチョコレートからは6月にW★INGとのコラボTシャツが一挙に3作品もリリース。また、かつてW★INGの名物社長だった茨城清志氏もメモリアルグッズを続々と販売しており、プロレス・格闘技フロアを大きく展開している書泉グランデ(神保町)、書泉ブックタワー(秋葉原)では「史上最強のデスマッチ伝説!!W★ING関連商品フェア」と銘打って、これらの商品を8月7日から9月5日まで一同に並べている。

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