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UPDATE|2021/08/08

「自分のことが好きになりたい」今話題の美女・上田操、ボディメイクの原点を語る

上田操 撮影/松山勇樹



──芸能活動を始めたのは大学在学中から?

上田 大学2年生の終わりから養成所に通い始めたんですけど、最初は声優志望だったので、見た目のことはさほど気にしていませんでした。ところが途中から舞台やタレント活動もするということになり、だとしたら今のままでは仕事に支障が出てしまうなと。

──今の声優ってビジュアルも綺麗な方が多いですしね。

上田 そうなんですよ! 見た目は磨いておいて絶対に損しないですよね。やりたいことの技術だけを磨くよりも可能性が広がっていくのは事実だろうなと。「1日120回」をやり続けた中1からの10年間を第1期だとすると、大学卒業から現在に至るまでが第2期。第2期は内容もガラッと変えました。

──具体的には?

上田 ジムに通い始めたんです。マシンを使ったり、バーベルを上げたり、デッドリフトやヒップスラストを繰り返したりして、かなり本格的な肉体改造にシフトしていきましたね。第1期も自分なりに頑張ってはいたけど、結局それでは理想の体型に到達できなかったので、だったらやり方を根本から変えていくしかない。体脂肪率やBMIも細かく計算しながら、週に3回から6回くらいの頻度でジムに通うようになりました。凝り性なので、ジムに行ったら行ったで5時間とか平気で経っていることもありました。

──「今日は腕を中心に」とかメニューも細かく考えた?

上田 ですです。それまではやみくもに120回をこなしていただけだったので、決して効率的とは言えないやり方で。第2期に入ってから超回復、タンパク質を摂るタイミング、睡眠時間、サプリメントとプロテイン……そういった知識をどんどん身につけられるように意識してましたね。ジムに通っていらっしゃるトレーニーの方から「いつ大会に出られるんですか?」とか聞かれたこともありました。

──本当にやることが徹底していますよね。

上田 いや~、日々試行錯誤の繰り返しです。「石の上にも3年」という言葉がありますけど、ある程度やってみないとわからないことって多いじゃないですか。ジムで鍛え始めてから3年経ったときに、鏡で自分の身体を見たら「何か違うな」と感じたんです。

CREDIT

取材・文/小野田衛 撮影/松山勇樹


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