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UPDATE|2021/08/08

「自分のことが好きになりたい」今話題の美女・上田操、ボディメイクの原点を語る

上田操 撮影/松山勇樹

SNS上の広告に登場し、「謎の美女」として一気に注目を集めた上田操。2019年には『週刊プレイボーイ』でグラビアデビューを果たし、女優として映画のメインキャストを務めるなど活躍を続けている。

そんな上田の初となる紙媒体写真集『#上田操のいる生活』(PHOTOBOOK BASE)が8月9日までの期間限定発売される。鍛え上げられた美ボディでも話題を呼んだ彼女に話を聞いた。(前後編の後編)

>>前編はこちら

【写真】グラビアでも大活躍、上田操の撮りおろしショット【11点】

──上田さんのボディメイク半生ですが、中学以降はどのような遍歴を?

上田 中1から始めた「1日120回」ルールによって、高校に入る頃には「スリム」とは言えないまでも「ちょっとぽっちゃり」レベルに落ち着くようになっていました。少なくとも「外を出歩くのも嫌だ」というのは脱した感じがありました。食事も気をつけるようにはしていましたね。本当は食べることが大好きだし、お菓子にも目がないんです。学校に持っていくお弁当には必ずおにぎりが2個入っていて、今思うと作ってくれた母に本当に申し訳ないんですけど、2個のうち1個はクラスメートにあげていました。2個食べると太っちゃうから。友人の間では「上田はおにぎりを分けてくれる人」と噂になっていました。

──食べ盛りの時期だから、我慢するのも大変だったでしょうね。

上田 もともと私は太っていたから、食事をなんとか我慢しても、身体がリバウンドしようと必死で抵抗してきました。「そう簡単に痩せさせないぞ」という感じで(笑)。私も知識がなかったので間違えた絶食もしましたし、それで一瞬だけ痩せてもリバウンドしたりしていました。高校のときは体重が46~48kgで、「もっとモデルさんみたいに痩せたいのにな」と思っていて。それで高校を卒業して大学に入るんですけど、そこでの4年間はダイエット的に堕落していました。

──ストイックではなくなった?

上田 はい、「1日120回」こそ続けていたものの、友達とお酒も飲みに行くようになったし、食事の内容もそれほど神経質に気にしなくなりました。少なくても死を意識するほど追い詰めることはなかったです(笑)。それでどうなったかというと、あからさまに太りました。そこで思い知りました、「やっぱり私は徹底しないとダメなんだ」と。世の中には努力せずとも体質で痩せている人がいるけど、私の場合は意識しないと太る一方だと。大学を卒業してからは舞台にも立てるようになったので、「これはマズい!」ということで再び一念発起したんです。

CREDIT

取材・文/小野田衛 撮影/松山勇樹


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