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UPDATE|2013/12/15

2013年のご当地アイドル頂上決戦は水戸の6人組が制覇!

 12月13日、ご当地アイドルの頂点を決定する「U.M.U AWARD 2013」の決勝大会が原宿クエストホールで開催され、2012年にデビューした茨城県水戸市の6人組女性アイドルユニット『水戸ご当地アイドル(仮)』が優勝し、栄冠を手にした。

開場時には出演アイドルたちが来場者を出迎えた

 開会式では参加10組のアイドルたちがステージ上に勢揃い。前回の覇者『フルーティー』(北海道)が優勝旗を返還し、「気負いせずに自分が楽しむことを忘れずに闘ってほしいなと思います」と、勝負のステージを迎えるアイドルたちへアドバイスを贈った。

前回覇者のフルーティー(北海道)はゲストステージを務めた

アイドリング!!!もゲストステージを務め、メジャーアイドルの華やかさを披露

 決勝大会の先陣を切ったのは、その『水戸ご当地アイドル(仮)』。2年連続の決勝大会出場となり、ここで披露した『NEBAPPE☆MITOPPO』は、水戸納豆にかけた「ねばって! ねばって! ねばって!」や、幕末に水戸藩の脱藩浪士らが起こした「桜田門外の変」などが歌詞に盛り込まれたノリノリの楽曲。最後には水戸黄門でお馴染みの印籠を出すという地元愛にあふれたパフォーマンスを見せた。

水戸と言えば黄門様のご印籠! 水戸ご当地アイドルならではのパフォーマンスがずばり決まった

 続いて、『RED-POINT』(京都府)、『サザン☆クロス』(鹿児島県)、『SPL&infin:ASH』(広島県)、『Le Siana』(奈良県)、『アイドル教室』(愛知県名古屋市)、『柊木りお』(東京都)、『アイくるガールズ』(福島県いわき市)、『乙女の純情』(福岡県)、『ひろしまMAPLE★S』(広島県)の順に、パフォーマンスを披露。会場にはご当地から応援にやって来た地元ファンも多く、楽曲に合わせてコールを送るなど、ボルテージが上がり続けた決勝大会となった。

 いよいよ審査結果の発表となり、『水戸ご当地アイドル(仮)』の名前が読み上げられると、メンバーたちは抱き合って号泣。パフォーマンスが随一だったことから選考委員による満場一致で優勝が決定したという。

優勝者として名前が読み上げられ、思わず号泣する『水戸ご当地アイドル(仮)』

 優勝セレモニーでは終始、感無量の様子だったメンバーたちだが、式典の終わりには、印籠を差し出して、元気な笑顔を見せた。また優勝会見では、「こんなの初めてだー!」と茶目っ気を見せていたのが微笑ましかった。

【優勝コメント】

ほなみ:去年のU.M.Uで優勝できなくて、すごく悔しくて、涙を流しました。今年こそは絶対、悔し涙じゃなく、嬉し涙を流そうとファンの方と約束していたので、嬉し涙を流せてよかったです。

かほっほ:1年分の思いをここにぶつけることができて皆さんにやっと恩返しができたのではないかなと思うので、とても嬉しいです。これからも水戸のことを全国に発信できるようにがんばりたいと思います。

まりなっぴ:去年は、ステージに立っただけで足がガクガクしました。今年もステージに立って足がガクガクしていたのですが、今年はファンの方々の顔を見る心の余裕ができました。優勝できて本当に嬉しいです。

さゆみん:ここに来て応援してくれた方も、ここに来ることができなくて応援電波を発信してくれた方もいて、すごく恵まれているなと思いました。

りーりん:今日メンバーが1人(えりりん)お休みで来れませんでした。その代わり、彼女のカラー(ピンク)のリストバンドをしています。ここまで、短いといったら短いのかもしれないのですけれど、結成して1年半くらいが経ちました。本当に、ここまでこのメンバーでやって来れてよかったなと思います。

緊張した面持ちで優勝会見に臨む『水戸ご当地アイドル(仮)』。左から、りーりん、さゆみん、まりなっぴ、かほっほ、ほなみ。

 優勝した『水戸ご当地アイドル(仮)』に、PV制作の機会が与えられるほか、『Dance Dance Revolution』をはじめとする音楽ゲームとのコラボ楽曲提供といった特典が授与。今後、彼女たちの歌声を聞く機会が増えていくことになりそうだ。

■ご当地アイドルNo.1決定戦「U.M.U AWARD 2013」
http://horipro.co.jp/umu/

■水戸ご当地アイドル 公式サイト
http://mito-idol.kirara.st/

最後は全グループでニッコリと記念写真。来年はどのグループが栄冠に輝くのか!?

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