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UPDATE|2021/08/19

元モー娘。“絶対的エース”鞘師里保が語る、ソロでのリスタート「今までも今もずっと私は私」

鞘師里保 撮影/松山勇樹

モーニング娘。を卒業後、約5年の休止を経て活動を再開した鞘師里保。8月4日にはファン待望のEP『DAYBREAK』をリリース。制作段階から携わり5曲すべての作詞を手がけた、渾身の1枚への思いやソロでの活動についてインタビューを行った。

【写真】大人の魅力も増した、鞘師里保の撮りおろし【10点】

──今回発売されるEP『DAYBREAK』に込めた想いを教えてください。

鞘師 『DAYBREAK』は日本語で夜明けという意味になるんですけれども、休業していたところからまた音楽活動を再開するという意味での“夜明け”でもありますし、私はモーニング娘。というグループにいたので“朝を迎える”というリスペクトの気持ちも込めて、このタイトルをつけました。長い時間を経て、また自分の歌を届けることになったときに、年齢も重ねましたし、今の私が見せることのできる歌やパフォーマンスを届けないと活動再開した意味がないなと思うんです。そうじゃないと、今までの動画を見てもらえればいいという話になっちゃうので。だから「今の私が届けられるもの」ということをすごく意識して楽曲制作に取り組みました。

──作曲陣の方々とはどういうやり取りをされたのでしょうか?

鞘師 『LAZER』は歌詞と音のイメージを決めるところから作曲家のTAKAROTさんと作詞のカミカオルさんと3人で1から話し合って作っていったんです。「私はこういうことを伝えたいです」「こういう人なんです」ということと、そのイメージに合う音について話をしたというのがまず1つのやり方で。宮野弦士さんと作った『Find Me Out』は私が先にお渡しした詞に曲をつけていただいて、『Simply Me』と『BUTAI』は「ダンスが踊れる」「舞台に対する思い」を伝えられるような曲を作っていただきたいとオーダーして、私が歌詞をつけました。『Puzzle』はコンペで曲を集めていただいて、そこから私が歌詞をつけたいなと思った曲を選ばせていただいて。本当にいろんなアプローチの仕方で曲を作りました。

CREDIT

取材・文/東海林その子 撮影/松山勇樹


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