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UPDATE|2021/08/19

元モー娘。“絶対的エース”鞘師里保が語る、ソロでのリスタート「今までも今もずっと私は私」

鞘師里保 撮影/松山勇樹



──今回ご自分の曲をステージでパフォーマンスすることは、どう感じていますか?

鞘師 グループ時代も自分1人の曲を持ったことがないので、それがあること自体すごく嬉しいんです。今回は特に会議に参加したり制作過程に関わったり、作業を直接見て進めているんですけど、CDのサンプルが届いたり、グッズが形になったり、そういうことにいちいち感動しちゃって(笑)。嬉しい、嬉しいみたいな感じで日々過ごしているので、こうやって自分の作品に対して心が動いたり、思いがこもっている状態を忘れずにいたいなぁと思います。自分の曲に対しても、愛情がすごいです。

──今回は鞘師さんにとって人生2度目のデビューとなりますが、今は楽しみな気持ちが大きいですか?

鞘師 そうですね。いいところと悪いところ、もちろんどっちもあると思うんです。やっぱり今までのイメージや期待値もありますし。そういうことも感じますけど、今はいろんな経験させてもらえているはずなのにまたスタートできるという環境に、すごく感謝していますね。私、ワクワクしています。

──インスタライブでEP発売を発表されてからいろいろな反響があったと思うのですが、どう受け止めていらっしゃいますか?

鞘師 自分がこう届いてほしいなあと思っているのとズレていたらどうしようとか、めっちゃビクビクしていたんですけど(笑)、今のところはありがたいことに前向きな反応の方が断然多くて。今までも今もずっと私は私ですけど、今の私に需要があるのかなと考えたりもするんですよね。需要のためだけに音楽をやるわけではないですけど、それでも今、私のことを知ってくれている人たちが、私がやろうとしていることや音楽活動を前向きに捉えてくれるのかな?と考えていた部分はあって。でもそれを安心させてくれるような反応をいただけているので、このまま突っ走るしかないなと。本当に嬉しいです。

──ではグループとソロでの活動で、アーティストとしての責任感に違いはありますか?

鞘師 そんなに大きくは変わってない気がするんです、実は。今までは「グループの中で自分が引っ張っていかなきゃ」「今までの歴史があるし」という意味でプレッシャーを感じながらやれた部分ももちろんありました。でも今は自分次第でこの先続けられるか・続けられないのかが決まってくると思いますし、1人でやっているとはいえ周りで支えてくださっている方がいるので、こうやって一生懸命動いてくださっている方たちの気持ちを裏切れないとか、そういう意味での責任感も生まれていて。今はそういうプレッシャーを感じながら活動できているなと思います。

>>「元モーニング娘。鞘師里保が語る、海外進出の展望と素の自分」はこちら

(取材・文/東海林その子)

▽鞘師里保(さやし・りほ)
1998年5月28日生まれ、広島県出身。モーニング娘。の“絶対的エース”として2015年12月までグループを牽引。ダンス留学を経て2020年9月より芸能活動を再開し、女優や歌手としての活動を本格化させている。
Instagram:riho_sayashi_insta
スタッフTwitter:@sayashi_staff
YouTube(https://www.youtube.com/channel/UCz7dJX1Q68hzLaRjCoTEesA)
CREDIT

取材・文/東海林その子 撮影/松山勇樹


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