2020年3月22日にハロー!プロジェクトのアイドルグループ・アンジュルムを卒業した室田瑞希。卒業日からぴったり1年後に活動再開を報告し、大きな話題を呼んだ。今回、そんな彼女に復帰後初となるインタビューを実施。休養中の1年間、一体何をしていたのか。今も続くアンジュルムメンバーとの交流や、これからの活動への展望、そして8月25日にリリースされたシングル『G.T.B』についても語ってもらった。（前後編の後編）
>>前編は
こちら【写真】変わらない天真爛漫な笑顔、室田瑞希の撮りおろしショット【15点】──25日には、活動再開後初となるシングル『G.T.B』が発売されました。収録されている『G.T.B』と『空のカナタ』はそれぞれどんな曲になりましたか？室田 『G.T.B』は本当にポップで、聞いてもらえば分かると思うんですけど、今の時代に合った曲！というのがテーマです（笑）。とにかくカッコいい感じにしたくて、振り付けもアンジュルムのときに担当してくださった先生にお願いしました。
──『G.T.B』というタイトルの意味は、聞けば分かるのでしょうか？室田 分かります！ ……多分、分かると思います。歌詞に入っている単語の……あれを……。
──……頭文字ですか？室田 そう！ 頭文字をとったものなので。……言葉が出てこなくて。ありがとうございます（笑）。こういうとき、1人だと大変だなと実感しますね。私、言葉のレパートリー少ないので、（笠原）桃奈がいてくれたらいいのになと思いますね（笑）。
──丸々１曲を1人でパフォーマンスするのもソロの大変なところですよね。室田 私は結構踊っちゃうタイプだし、息が続かなかったり、喉が強い方でもないので、すごく苦手なんですよ。なので、普通のアーティストの方もそうかもしれないですけど、曲の合間にダンスだけを踊る部分を作っていただいて。ダンスの先生も私がバッキバキに踊っちゃうタイプだと知っているから、それでも疲れないようなダンスにしてくださったんです（笑）。
──なるほど、歌とダンス、どちらも楽しめるようになっているんですね。もう1曲の『空のカナタ』はいかがですか？室田 今までとこれからの自分のことを歌っている歌詞なんですけど、目の前にいる「あなた」に向けて、1対1で歌っているように感じてもらえるんじゃないかなと思います。『G.T.B』の方が曲調は独特で頭に入ってくるんですけど、いつのまにか『空のカナタ』を歌っている自分がいるんですよ。日常生活で「あれ？これ何の曲だっけ？自分の曲やんけ！」っていうくらい（笑）。
