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UPDATE|2021/08/25

高本彩花の大喜利力が覚醒、グループ全体のレベルアップも感じられた『日向坂で会いましょう』

アイドル番組定点観測 第131回

雑誌やweb媒体でアイドルの記事を数多く執筆するライターの左藤豊氏が、1週間アイドルたちが出演するレギュラー番組や冠番組をチェック。その週、テレビで輝いていたアイドルたちについて思い入れたっぷりに語ります。第131回となる今回の観測期間は8月17日(火)~8月23日(月)。

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「日向坂46といえば“バラエティに強いアイドルグループ”」みたいなイメージがありますが、8月22日(日)放送『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)は大喜利力が一気に底上げされたなと感じられるオンエアでした。中でも高本彩花が覚醒していたのにはびっくり!

高本といえば、過去に番組内で行われた「第1回日向坂46名言大賞」で大賞を獲得した「私ビックリしました 空が上にあって」を始め、これまでにも番組要所要所で印象的な言葉を残してきたし、この放送回でも「“あや”って乱暴に呼んでほしいんですよ」と発言するなど案外ブッ飛んだ感性の持ち主ではあるんですが、大喜利が強いというイメージは今までなかった気がします。しかし今回はメンバー同士での大喜利バトル(厳密にはオードリー・若林と回答を一致させるクイズだが実質大喜利)で大活躍。74歳男性の顔写真を見てあだ名を付ける問題では「ケイダッシュの役員」と答えてオードリー・春日が「アイドルの答えじゃないぞ!」と絶賛。さらには若林が正解を書くよりも早く高本が回答するという珍事まで起こして若林を悔しがらせる場面も。

最終的に高本は2位でバトルを勝ち抜き、「私こういう勝負みたいなやつって(中略)全部負けてきたんですよ」「今日は実力で這い上がれた感じがすっごいうれしくて!」と喜びを爆発。“日向坂46のきれいなお姉さん的立ち位置でモデルとしても活躍し、でもちょっぴりおバカで親しみやすさもある”というのがこれまでの筆者の高本評だったのですが、ここに“大喜利の実力”まで加わったらめちゃくちゃ強くなってしまいませんか!?

AUTHOR

左藤 豊


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