「綺麗なお姉さん系コスプレイヤー」として人気を博すコスプレイヤーのJILL。コスプレイヤーとしての活動はもちろん、その衣装・プロップスを制作、自らの写真集の編集をこなし、近年はアパレルブランド「CHORD」の洋服デザインや老舗メイド服ブランド「CANDY FRUIT」とコラボしたメイド服のデザインの担当、撮影会のプロデュースをこなすなど、多彩な才能を輝かせている。その多彩な才能の裏側から、コスプレを始めたキッカケなど、謎に包まれたJILLの素顔に迫っていく。
(前中後編の後編)
【写真8点】普段着もコスプレ? 多彩すぎるコスプレイヤー・JILLの撮り下ろしショット──近年は作品などで、コスプレ姿のJILLさんをお見かけする機会が減った気がします。これはオリジナル作品を作ることが楽しいと思われたからでしょうか?JILL ん~、なんと言いますか。キャラコスにかんしては、キャラクターになりきるよりも、写真を1つの作品として完成させることが楽しみになってきたので、今はあまり着る機会がないというのが正直なところでして。それに、普段着ぽい格好をしている作品・写真も、私の中ではコスプレだと思っています。
──普段着もコスプレ?JILL はい。例えば、今年6月に発売した『逃秘航』という温泉旅行がテーマになった写真集は、全編「週刊誌の“お姉さん系”グラビア撮影したときの私」のコスプレなんです。
──まさかの“誌面に出た自分”のコスプレだった!JILL そうなんですよ。そういう週刊誌のグラビアに呼ばれたい私の、誌面に出たときの妄想なんです。このジトッとした感じ、おじ様方がよく良くご覧になる感じ、ありますよね。