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UPDATE|2021/09/02

鞘師里保が語るドラマ『准教授・高槻彰良の推察』「自分に近い役だったので、気持ちが乗った」

東海テレビ・フジ系「准教授・高槻彰良の推察」(左から)桂木奈々子(鞘師里保)、高槻彰良(伊野尾慧)

完全記憶力を持つ民俗学の准教授・高槻彰良(伊野尾慧/ Hey! Say! JUMP)と、人の嘘がわかる大学生・深町尚哉(神宮寺勇太/ King & Prince)の凸凹バディによる謎解きミステリー、オトナの土ドラ『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察 Season1』。

【写真】『准教授・高槻彰良の推察』に出演する鞘師里保、場面カット【3点】

先週土曜8月28日放送の第4話「白い服の幽霊の怪」では、映画の撮影現場で起きる怪奇現象の謎を解明。市川由衣が演じた女優・更紗の「独白に泣いてしまった」「『世の中が私を諦めたって、私が私を諦めない』って胸に刺さる」など女性が生きづらい現代社会に一石を投じたとして、SNSで称賛の声が上がっている。

いよいよ今週から後半戦に突入!明後日の第5話でも、夢を追う若き女性が登場する。相談者は一人暮らしの部屋で何度引っ越しても怪異が起きるという桂木奈々子(鞘師里保)。原因を調査するため瑠衣子(岡田結実)と不動産屋に向かった高槻は、そこで店主の山口(螢雪次朗)と息子の雅史(金井浩人)に会う。奈々子は何かに呪われているのか?高槻は本物の怪異と出会えるのか…。

奈々子役を演じた鞘師里保に役どころや撮影エピソードを聞いてみた。

    *     *     *

――桂木奈々子という役について教えてください。

鞘師 私が演じる奈々子は23歳で、どうしても声優になりたいという気持ちを抑えられなくて、親の反対を押し切って東京に出てきたのですが、引っ越しする度に色々な怪奇現象に遭遇してしまいます。台本を読んで思ったことは、奈々子は「これだ!」と思ったら突き進むような真っ直ぐな子。私より“若々しい”と言ったら表現が違うかもしれませんが(笑)、誰よりも“汚れた気持ちが無い”そんなピュアさを感じました。


――そんな奈々子とご自身、共通する点は?

鞘師 私は普段、昼ご飯を決めるだけでもウダウダしちゃうタイプなんですが、「絶対これ!」と思った時には行動しないと後悔しちゃうタイプです。なので、自分の人生に重ねると「モーニング娘。」に在籍している中で「留学に行きたい!」と思い「絶対そうする!」と決めたら行っちゃうような突き進む感じは自分と似ていると思いました。加えて、奈々子は九州出身で、私は広島出身と、田舎から東京に出てきたところも重なります。私の両親はありがたいことに「頑張れ!」と応援してくれたので、そこは奈々子と違いますが、私もたとえ両親が反対したとしても、きっと同じように行動したと思います。自分に近い役だったので、気持ちが乗って演じることができました!

――怖い体験が続く役。ご自身の怖い体験は?

鞘師 本当にタイムリーな話なんですが、このドラマの撮影中に、自分の家で怖い体験をしたんですよ!仕事から帰宅して、しばらくした時に、自分より10mくらい離れた場所に置いていたスマホから急に音楽が流れ始めたんです!「私、着信音を設定したかな?」と思ったんですけど、そんなはずもなく、タイマーでもなく。深夜ではないとはいえ夜だったし、本当にビックリしましたね。最近は声を発したら反応するスマート家電もありますが、何も言ってないのにスマホが勝手に音楽を流したのですごい怖かったです。私の方が反応して「えっ!?」って言いましたもん、1人で(笑)。


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