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UPDATE|2021/09/08

ダンカンが『元気が出るテレビ』青春時代を語る「たけしさんがくだらねえなあって笑う姿が嬉しくて」

ダンカン 撮影/西邑泰和



――躊躇はないんですね(笑)。

ダンカン そんなことばかりしていたので、今のどっきりとか、俺たちがやっていた時代のの初級編みたいなものに戻っているなという印象。でも、時代とともに変わっていくんじゃないですかね。

――最近はテレビだけでなく、You Tubeも活躍の舞台となっています。ダンカンさんから見てどうですか?

ダンカン 一部の人だと思いますが、さすがに世の中の人に迷惑をかけるのは、ちょっと違うかなと思います。“迷惑系”You Tuberってちゃんと区分して言っているのは面白いと思うけど(笑)。若い時に、自由の意味を考えたことがあったんですよ。音楽って自由なんですが、五線譜がある中で組み立てないととても音楽として聴けるものじゃなくなるらしいんです。五線譜の中で暴れるのが自由だということ。そういう考えでバラエティをやっていたんですよね。少しずれることがあってもいいけど、ある程度は考えないとね。

――今後も、お笑い界でのダンカンさんの活躍を期待しています。

ダンカン ずーっと頭の中は変わらず同じでいるから、声でも掛けてくれればなんでもやりますけどね(笑)。こういう時にこそ作家の見せどころだと思うんです。制作費が少ないと言うなら、テレ東の制作費すら羨ましいと思えるくらいの少ない制作費で何かやりたい(笑)。今でも寝る時に枕元にネタ帳を置いて、夢で見た面白いものがあればメモするんですよ。起きて冷静になって見ると大概つまらないで終わっちゃいますけど(笑)。今でも毎日お笑いのことを考えていられるのは、ありがたく思います。

――今でも体は張れますか…?

ダンカン 全然できますよ(笑)!

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