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UPDATE|2021/09/09

ドラマ『准教授・高槻彰良の推察』松本若菜が語る「実は私“幸が薄いキャラ”なんですよ」

東海テレビ・フジ系「准教授・高槻彰良の推察」(左から)雪村桃子(松本若菜)、高槻彰良(伊野尾慧)

完全記憶力を持つ民俗学の准教授・高槻彰良(伊野尾慧/ Hey! Say! JUMP)と、人の嘘がわかる大学生・深町尚哉(神宮寺勇太/ King & Prince)の凸凹バディによる謎解きミステリー、オトナの土ドラ『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察 Season1』。

【写真】美しくも影のある図書館職員・雪村桃子を演じた松本若菜、ドラマ『准教授・高槻彰良の推察』場面カット【3点】

先週土曜放送の第5話「呪われた部屋の怪」では、何度引っ越しても怪異に遭う声優志望の女性の役を、元「モーニング娘。」の鞘師里保が好演。謎が解明されるクライマックスの約10分間、予想のナナメ上を行く展開に「講義がきれいな伏線になってる!」「今までにない新しいジャンルを確立しているのでは…!」と視聴者を虜にしている。

明後日放送の第6話では「図書館のマリエさん」と呼ばれる暗号解読型の珍しい呪いが登場。その呪いのせいで事故に遭いかけたという女子中学生・美弥(横溝菜帆)と、その親友・柚香(平澤宏々路)の話を聞いた高槻たちは、謎を解くため図書館へ。そこで美しくも影のある図書館職員・雪村桃子(松本若菜)に会う。雪村のその影はどこから来ているのか?そして高槻は暗号を解き、美弥の呪いは解けるのか…気になる第6話の放送を前に、雪村役を演じた松本若菜に役どころや撮影エピソードを聞いてみた。

    *     *     *

――雪村桃子という役について教えてください。

松本 雪村は図書館に勤めていて、性格は陰と陽で言うと“陰タイプ”で、自ら目立っていくというタイプの女性ではありません。そして、学生時代に起きた“ある出来事”によって心に傷を負い、その傷をずっと抱きながら成長してしまったので、大人になってもどこか影を持ち続けている女性です。

――そんな雪村とご自身、共通する点は?

松本 私自身どちらかと言えばインドア派、家で一人で趣味を楽しんでいるタイプです。だからと言って、雪村のように普段から暗いわけではないんですけど(笑)。今日が撮影初日ということもあり、役作りとして声のトーンを落とし気味に演じたところ、監督がリハーサルの時点で「あまり暗くなりすぎないで」とおっしゃいまして…実は私“幸が薄いキャラ”なんですよ(笑)!本当にそういう役柄が多いので、少しそっち方向に引っ張られがちになってしまうのですが、監督が「雪村は胸に抱えているものがありながらも、前に進もうとしている役なので、あまりにも過去を引きずりすぎて暗くなるのもおかしい」とおっしゃられて、急きょ役の方向性を調整するのに少しだけ時間はかかりましたが、撮影を続ける中でちょっとずつ雪村に近づけていけたかなと思っています。


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