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UPDATE|2021/09/16

工藤里紗、激動の時を経てたどり着いた境地「こだわりを持つと叶わなかったときに苦しくなる」

撮影/松山勇樹

2004年にデビューし、持ち前の癒やし系スマイルでグラビアイドル、女優として人気を博した工藤里紗。13年ぶりとなるイメージDVD『return~ただいま~』でグラビア復帰を果たした彼女に、現在の日常を聞く。後編では今後の展望について語ってくれた。(前中後編の後編)

【写真】イタズラっぽい笑顔は13年前のまま、工藤里紗の撮り下ろしカット

──将来についてはどんな展望がありますか? まずライベートの話からすると、家庭を持ちたい、などは?

工藤 結婚願望は昔からそんなにないんです。でも自分で家族を作れるというのも面白いなと最近は思いますね。ずっと実家の籍なので、自分の好きな人と家族を作れるとしたら、それもいいなって。

──いつまでに結婚したい、というのも前からなかった?

工藤 なかったですね。結婚のなにがいいのかわからなくて、昔は「絶対しない」って言っていました。するにしてもしないにしても私の人生は続いていくわけですよね。流れに身を任せます。

──「絶対しない」ではなくなったというわけですね。それくらいご実家の家族と仲が良いということもあるんでしょうか。

工藤 いや、そこまで仲良くないですよ(笑)。母親とは紆余曲折あって、「友達」と思うことで楽しくなってきたんです。「母だ、子だ」って言うと揉めるので(笑)。

──なるほど。

工藤 友達と思って、晩酌に付き合ってもらっていたら楽しくて。それでよく実家に帰っていますね。

──グラビア以外の活動で、思い描いているものはありますか?

工藤 これまで通り役者業はやりたいです。ただこだわりはなくなってきているので、色々なことをやったほうがいいんじゃないかなとも思っています。楽しんでもらえればいいじゃないか、と。
AUTHOR

山田 健史


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