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UPDATE|2021/09/13

AKB48が13年ぶり日比谷野音ライブを開催、前総監督・横山由依が卒業を電撃発表

卒業を発表した前AKB48総監督・横山由依(C)AKB48



アンコールは全員浴衣姿でステージに登場し夏らしさを感じさせた。ラスト曲直前、前AKB48グループ総監督の横山由依が突如「今日はみなさん、大変な状況の中、足を運んでくださったり、配信でご覧になってくださったり、本当にありがとうございました。ここでみなさんにお伝えしたいことがあります。私、横山由依はAKB48を卒業します」と衝撃の卒業発表。

「ここ最近、私が以前から思い描いてきた夢がより具体的に見えてきたので一歩踏み出そうと決断しました。私は2009年に加入して12年、AKB48にいたんですけど、本当に大切で宝物のような仲間に出会えたこと、そして、こうしてどんな時でも応援してくださるファンのみなさまに出会えたこと、AKB48でかけがえのない大切な経験をたくさんさせていただけたこと。本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。私を観てくださった方に、夢とか希望を持っていただけたり、明日から頑張ろうってそういう活力になるような存在でいたいなと思っています。すごく今日のコンサートが楽しかったので、(卒業を)言おうっていうのは決めてたんですけど、もっとみんなといたいなって気持ちもありながらですけども。これからも私自身、みなさまに観ていただけるような活動をしていきたいと思っていますので、応援していただけるとすごく嬉しいです。そして、引き続きAKB48もずっとずっとよろしくお願いします」と涙で声を震わせながらコメントした。

横山の卒業発表を受け、現・総監督の向井地美音は「本当に、横山さんは誰よりも先頭でAKB48をずっと大きな夢に向かって引っ張ってきてくださって、そして誰よりもAKB48のことを大切に思ってきてくださった先輩だと思います。いつの間にかAKB48って顔ぶれがガラッと変わって、ずっと言われてた世代交代っていうのはいつのまにか進んでたんだなっていうのを最近すごく思うようになったんですけど、横山さんが率いてくれてなかったら、いまのAKB48はないと思うので すごく感謝してます。これまで横山さんはきっと、本当にいろんな人の背中を見送ってきたと思うので、次は私たちが横山さんの背中を送るように頑張ります!最後まで素敵な思い出をいっぱい作りましょう」と感謝の気持ちを伝えた。

最後は、向井地の提案で観客がスマートフォンのライト機能でステージを照らす演出をくわえながら全員で『流れ星に何を願えばいいのだろう』を披露。向井地が「本日は、本当にありがとうございました!楽しい夏の思い出ができました。夏はもう終わってしまいますが、横山さんがAKB48を楽しかったと思える思い出を作っていきたいです」と締めくくり、メンバー全員満面の笑みで「ありがとうございましたー!!」と会場と17LIVEで配信視聴しているファンに手を振って、13年ぶりとなる日比谷野外大音楽堂でのコンサートが幕を閉じた。

横山由依の卒業公演は12月9日を予定、卒業コンサートは詳細が決まり次第発表される。卒業記念曲『君がいなくなる12月』が最新シングルに収録され、自身で企画・監督も務めあげたMVが公式YouTubeチャンネルにて公開されている。


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