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UPDATE|2021/09/23

ドラマ『准教授・高槻彰良の推察』いよいよ最終回、物語のキーポイントを振り返る

東海テレビ・フジ系「准教授・高槻彰良の推察」深町尚哉(神宮寺勇太)、高槻彰良(伊野尾慧)

完全記憶力を持つ民俗学の准教授・高槻彰良(伊野尾慧/ Hey! Say! JUMP)と、人の嘘がわかる大学生・深町尚哉(神宮寺勇太/ King & Prince)の凸凹バディによる謎解きミステリー、オトナの土ドラ『東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察 Season1』がいよいよ明後日9月25日土曜に最終回を迎える。

【写真】ドラマ『准教授・高槻彰良の推察』場面カット【7点】

幼少期、青い提灯の“死者の祭”に紛れ込んでしまったことで、人の嘘が歪んで聞こえるという“孤独の呪い”をかけられてしまった大学生の深町尚哉(神宮寺勇太)。大学でたまたま出会った民俗学の准教授・高槻彰良(伊野尾慧)と共に再び“死者の祭”に向かい、死んだはずの祖父たちと対峙。ついに本物の怪異と遭遇することになる。

最終回に向け「これまで見たことがない」「見たけど細かいことは忘れてしまった」という人のために、これまでのあらすじ、そして物語のキーポイントをざっくり振り返ってみる。

1 )あらすじ――

8年前。楽しみにしていた村祭を、発熱により棒に振ってしまった少年。ふと夜中に目を覚ますと外からはまだ祭の音が。少年は家を抜け出し、祭に紛れ込む。青い怪しげな提灯明かりの中、誰もがお面をつけている――それは人が立ち入ってはいけない“死者の祭”だった。

その日以来、人の嘘がわかるようになってしまった深町尚哉。人が嘘をつくと、その声が歪み奇妙な音になって聞こえてしまうのだ。そのたびに、人の業に押しつぶされそうになる尚哉。人間とはなんと身勝手な生き物なのか、と。

他者との繋がりを避け、ひとり“孤独”を抱え生きていたが、そんな中、何となく受講した「民俗学II」の准教授・高槻彰良に尚哉は興味を持つ。高槻の言葉には「ウソ」が全くなかったのだ。

怪異が大好きという高槻の助手になった尚哉は、その後「コックリさん」や「不幸の手紙」など様々な怪異事件と遭遇。その裏にある人の思いを優しい解釈で救っていく高槻と行動を共にするうち、人を信じられるようになり“孤独の呪い”から解放されたかに見えた。が、尚哉と同じように“死者の祭”に紛れ込んでしまった遠山(今井朋彦)との出会いで再び心を閉ざしてしまう。そんな尚哉に高槻は自身も怪異体験者であったことを告白。尚哉が自分に起きたことと向き合うのならとことん付き合うよ、と優しく言うが――

2 )“孤独の呪い”とは――?

幼少期の怪異体験で人の嘘がわかるようになってしまった深町尚哉。心を許したはずの家族や友人の嘘や悪意にさらされ続け、人を信じられない“孤独の呪い”にかけられていた。

物語の中で一瞬、嘘がわかる能力を失った尚哉だったが、むしろそれは尚哉の孤独を加速させることに。「嘘」がわからなくなることで、耳に入ってくるすべての言葉が信じられなくなってしまったのだ。

「その言葉が本当かどうかも…今の俺にはわからないんです」

人の「嘘」を知ってしまったがために「嘘」がわかってもわからなくても、他人を信じられなくなってしまう恐ろしい呪い――。果たして、高槻と尚哉はこの呪いを解くことができるのだろうか――。

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