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UPDATE|2021/10/01

くりえみ、176Pの大ボリューム写真集制作の裏側「入稿の1週間前のギリギリまで撮影も」

くりえみ 撮影/荻原大志

SNSの総フォロワーは150万人を超え、「SNSのフェチ天使」との異名もとるグラビアアイドル・くりえみ。カメラマン・福島裕二とともに、鳥取や京都、沖縄など日本の各地のスポットで撮影した作品をまとめた、彼女の2nd写真集『くりめぐり』(玄光社)が9月30日に発売された。176ページという異例のボリュームを誇る今作の誕生秘話を語る。(前中後編の前編)

【写真】くりえみの私服撮りおろしショット【10点】

──176ページの大ボリュームとなった2nd写真集『くりめぐり』ですが、まず制作の経緯をお伺いできますか?

くりえみ カメラマンの福島裕二さんと私で日本各地を旅する『フォトテクニックデジタル』(玄光社)さんの不定期連載から始まりました。だから、最初は写真集を作るつもりで撮影をしていたわけではないんですよね。「写真集になったらいいね」と話はしていたものの、ただ旅行を楽しんでいるだけでした。176ページもあるのは、撮りためた写真がとにかく多かったからです(笑)。

──写真集のために撮り下ろしたというより、旅行の道中に撮った写真を1冊にまとめたって感じなんですね。

くりえみ 福島さんって「写真集だからこうしよう」と提案するタイプの方ではないんです。もともと仲が良かったこともありますが、決め打ちをせず、瞬間ごとにベストを尽くそうと考えてくださっている方だからこそ、事前に打ち合わせをすることもなくお任せすることができました。次はどこに行ってどんな衣装で撮影するかも分からぬまま、ひたすらついて行くだけでしたね。

──おっしゃる通り、中身を見させていただくと、旅の瞬間を切り取ったような写真がたくさんありますよね。それに、日本各地ということで、馴染みのある観光地に足を運ばれていることから、親近感も湧きやすいような気がしました。

くりえみ コロナ禍でなければ海外にも行きたかったんですけどね(笑)。今回は、京都、大阪、沖縄、鳥取、北海道に行ってきました。京都と大阪に行ったタイミングでは、同時に「くりえみ×福島裕二写真展」も開催させていただいて。その時点で、既にいい写真がたくさん撮れていたから、写真集の構成的に最後の北海道は行かなくても全く問題なかったんですよね。だけどどうしても美味しいご飯を食べに行きたくて、入稿の1週間前というかなりギリギリのタイミングで撮影を組みました(笑)。

CREDIT

取材・文/とり 撮影/荻原大志


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