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UPDATE|2021/10/15

三上悠亜が振り返るデビュー時の覚悟「ここで成功できないようなら、私の人生は終わり」

撮影/coto

アイドルとしてデビュー後セクシー女優に転身し、圧倒的な人気を誇る三上悠亜。2019年からはアパレルブランドのプロデュース、先日開催された「関西コレクション 2021 A/W」にも出演するなど、女性からの支持も厚い。セクシー女優としてだけではなく、ブランドやK-POPグループのプロデュースなどジャンルレスに活躍する彼女に、デビュー時の決意や仕事論、結婚論について聞いた。(4回連載の3回目)

【写真】「ありのままの自分を見てほしい」三上悠亜の撮り下ろしカット【10点】

──三上さんはアイドル時代はグループの中でも選抜に選ばれるような超人気メンバーではなかった気がします。セクシー女優の世界で頂点を獲れたのはどうしてだとご自身ではお考えですか?

三上 私はアイドルが好きで、アイドルに憧れて、自分もアイドルになったんですよ。だからデビューした時点で満足しちゃって、「選抜に入りたい」とか「もっと順位を上げたい」とかいう欲がなかったんですよね。当時、考えていたのは「アイドルになれてうれしい!」「毎日が楽しい!」「メンバーのみんなが大好き!」みたいなこと。今思うと本当にアホみたいですけどね(笑)。

 当時、センターになるようなメンバーは「這い上がりたい」みたいな気持ちがすごく強かったんです。「もっとファンの人を増やしたい」とギラギラしていたけど、私はそういう気持ちが全然持てなかったんですよね。基本的に争いごとが苦手なのかも。私の考え方も甘かったし、「グループの中で競い合う」という環境が向いていなかったのもあると思います。「この子よりも私のほうが絶対に上!」という考え方がどうしてもできなくて。逆に「この子のほうがダンスは上手いし」とか感じちゃう。そういう意味では、ソロで活動するほうが水は合っていたと思います。
AUTHOR

小野田 衛


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