FOLLOW US

UPDATE|2021/10/15

三上悠亜が語るハロプロ愛「プロフェッショナルなアイドルが好きなんです」

撮影/coto


──小学校低学年からずっと変わらずに応援し続けていたんですか?

三上 いや、正確には離れた時期はありました。もう少し細かく私のファン遍歴を語ると、松浦亜弥さんのあと、Berryz工房にハマったんですよ。特に嗣永桃子さん。ももちです。その頃は完全にヲタクとして生きていましたね。土日はすべてヲタ活に費やしていましたし。

 ところが中3のとき、自分もアイドルになったことで「このままでいいのか?」と考えるようになったんですよね。当時はいわゆるヲタ仲間も大勢いて、いつも一緒に楽しく過ごしていて……。でも、それって傍から見ると「あのアイドル、ヲタクの男と繋がっている」ってことになりかねないじゃないですか。これはマズいと焦り、断腸の思いでBerryz工房の現場から離れることにしました。とはいっても、武道館で行われた解散コンサートだけはさすがに足を運びましたけど。

 それで2019年の3月、辻希美さんと加護亜依さんがWとして1日だけ復活したことがあったんです(※「Hello! Project 20th Anniversary!! Hello! Project ひなフェス 2019」)。しばらくアイドルのライブはご無沙汰だったけど、これだけは見ておくべきだと思い、私も幕張メッセに足を運んだんですね。そうしたら……見事にやられました(笑)。やっぱりハロプロは神の集団でした。

──あの日の「ひなフェス」は辻・加護タッグ復活もさることながら、電撃復帰した鞘師里保さんへの声援もすさまじかったです。

三上 本当にあれはすごかった! 会場全体がどよめいていましたからね。私、鞘師さんがモーニング娘。でバリバリやっていた時期は、ちょうど離れていた時期で、見ていないんですよ。もちろん人気があったことは知っていましたけど、会場で見て「ここまで!?」って驚きました。圧倒されちゃった。その日にJuice=Juice・宮本佳林さんの魅力にもやられちゃって、もう迷うことなくファンクラブに再入会しました(笑)。

 自分でもベタだなぁと思うんですよ。あやや、ももち、そして佳林ちゃん……結局、プロフェッショナルなアイドルが好きなんです。そもそもハロプロ全体がプロ集団という面がありますし。自分はアイドルとしては劣等生だったけど、でも違うジャンルでプロ意識は持っていたいなと思うんですよね。

【1】三上悠亜が語るファンと私「ありのままの自分を見てほしい」はこちらから

【2】フォロワー数670万人・三上悠亜の不安「SNSのフォロワーが増えても私は何も変わらなかった」はこちらから

【3】三上悠亜が振り返るデビュー時の覚悟「ここで成功できないようなら、私の人生は終わり」はこちらから
AUTHOR

小野田 衛


RECOMMENDED おすすめの記事