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UPDATE|2021/10/29

NGT48荻野由佳が語る卒業への思い「アイドルとしてやり残したことはありません」

荻野由佳 撮影/松山勇樹



――一番楽しかった思い出は?

荻野 NGT48の合宿です! お披露目の前に10日間の合宿があって、初期メンバーと毎日朝から晩までレッスンを積んでいました。そんな毎日を送っていると精神的に張りつめてくるじゃないですか。お披露目の前日か前々日、スタッフさんに言われるままバスに乗せられて。体力作りのために山で走らされるのかななんて思っていたら、バスは海辺に到着。「はい、みんなでバーベキューです!」って言われて、みんな大喜びです。そこでみんなと打ち解けることができました。後ろ姿で手を上げてVサインしている、青春っぽい写真を撮ったりして。鮮明な記憶として残っています。

あとは、総選挙かな。ベッドの近くに総選挙のトロフィーを飾っているので、よくトロフィーと目が合うんです。「総選挙がなかったら、あれもできなかった。これもできなかったな」なんて思い出します。

――今のグループの状態は?

荻野 先輩と後輩の間で変な遠慮や距離がなくなりました。休みの日は2期生が1期生を誘って、遊ぶこともありますし、タメ口で話してくれる子もいます。私もそれを望んでいるので、嬉しいです。

――卒業後にしたいことは?

荻野 来るものを拒まず、何にでも挑戦したいです。今まで避けてきたお芝居もやってみたいですね。最近、同じホリプロの久保田磨希さんに演技レッスンを受けているので、いっぱい教えていただきたいです。

――卒業を前に、ファンの人に伝えたいことは?

荻野 「ありがとう」って伝えたいです。たくさんいるメンバーのなかから私を選んで、推してくれてありがとうって。心配かけたこともあるけど、私の活動は皆さんがいなかったら成り立ちませんでした。私のことを孫とか娘みたいに見てくれるんです。応援してくださるのが皆さんでよかったです。これからもよろしくお願いしますね!

【合わせて読む】元NGT48・加藤美南が語る“将来”「経営者も展望に、日中の若者の架け橋になりたい」
AUTHOR

犬飼 華


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