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UPDATE|2021/10/29

乃木坂46 寺田蘭世が駆け抜けたアンダーライブ「悔いはなく、今は清々しい気持ちでいっぱい」

乃木坂46「28th SGアンダーライブ」


終盤はアンダー楽曲を中心に立て続けに披露。中でも寺田蘭世がアンダー楽曲で初めてセンターを飾った2016年リリース曲『ブランコ』は、5年を経た今でも色褪せない、それよりも進化さえ感じさせるものだった。

アンコールに入る前に寺田蘭世は、「3日間開催したアンダーライブが、もう少しで終わろうとしています。この約9年間、本当に悔いはなく、今は清々しい気持ちでいっぱいです。そしてファンの皆さん、本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。ここからは私の色々な思い入れがある曲で選曲させて頂きましたので、是非お聴きください。」と、アンコール1曲目にデビューシングル『ぐるぐるカーテン』のアンダー楽曲『左胸の勇気』からスタート。

『気づいたら片想い』『何もできずにそばにいる』『心の薬』、そしてアンコールのラストを飾ったのは『ボーダー』だった。この『ボーダー』は、2015年にリリースされた11thシングル『命は美しい』に収録されたユニット楽曲。このリリースの1ヶ月前に西武ドームで開催された「3rd YEAR BIRTHDAY LIVE」にて、当時2期生で寺田蘭世を含む研究生だったメンバーが正規メンバーへと昇格。その昇格したメンバーによるユニット曲であり、今回のアンダーライブの一番ラストに相応しい楽曲だった。

グループ結成10周年を迎えた乃木坂46。アンダーメンバーによるアンダーライブは数多くの歴史とドラマを生んできたが、寺田蘭世のように離れていくメンバーもいれば、4期生メンバーのように新たに加わるメンバーもいる。アンダーメンバーによる名曲たちを何年先も受け継いでいって欲しいという気持ちでいっぱいになったアンダーライブだった。



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