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UPDATE|2021/11/17

22/7 デビュー4周年記念ライブ、全身全霊のパフォーマンスでなぞった4年間の軌跡【写真9点】

(C)22/7 PROJECT


ラストナンバー「いつの間にSunrise」は、倉岡をセンターとして卒業する3人が前に立ち、メンバーたちと思いを交わし合いながら歌われる晴れやかな目覚めの曲だ。「空のエメラルド」に継いで22/7の希望の象徴ともなった“朝日”が、まぶしい。それは、何にもひるまず飛び立つ者たちの決意そのもの。そんな仲間へのあこがれが、またグループの歩み出す力をくれるのだろう。門出を祝う紙吹雪舞う中で集合したメンバーの笑顔が、卒業写真のごとく心に残された。

「なあなあ、私が一番前で踊るって初めて見たやろ!」とドヤ顔で笑いを誘い「1日1回笑うって、約束してくださいね」と願ったのは、最後まで周りを気にかける倉岡らしい。「22/7も今日のライブも、ほんとに、ほんっとーーに楽しかった!」と、キャラクターと一緒になって湧き上がる思いを発した海乃。第一にメンバーのペンライトの色で喜んでいた武田が、自分の色である緑に光る客席にはしゃぐ姿も愛おしかった。花束を渡す天城サリーは「つらいこともいっぱいあったと思うけど、いつも笑っていてくれてありがとう」と、止めどなくあふれる涙とともに素直な思いを伝えた。

派手な演出はせず、全身全霊のパフォーマンスでなぞった4年間の軌跡。叶えた夢と訪れた別れのはざまにも、大切に引き継がれていく歌割りなどを通して、未来への希望が光る。加入2年目を迎える河瀬詩が、自身が加入前の海外ライブ時のごはんの思い出ばかり語るメンバーに「何しに行ったんですか?」と鋭いツッコミを入れて会場を沸かせた瞬間もまた微笑ましい“覚醒”を感じさせる場面だった。

公演中、12月26日に初のキャラクター単独配信ライブ「22/7 5TH BIRTHDAY LIVE 2021 ~Colors of Flowers~」を開催することを発表。〝デジタル声優アイドル〟22/7のもう一つの側面で、これまでの活動を表現するステージが楽しみだ。

(文責:キツカワトモ)

【あわせて読む】“デジタル声優アイドル” 22/7が、現実と二次元の交差点で見つけた夢「世界で愛されるグループになりたい」

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