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UPDATE|2021/11/23

“あーりん”佐々木彩夏主催のフェスで「見つかった」HKT48地頭江音々「ももクロに憧れてアイドルに」

AYAKARNIVAL2021より、佐々木彩夏とHKT48



「あの瞬間『あっ、勝った!』と思いました(笑)。もちろん勝ち負けを競うメドレーじゃないんですけど、この曲はヤバいぞって。でも、次の瞬間には『勝たなきゃいけない』っていうプレッシャーに変わりました。たしかに小学生のときから振りコピはしてきて、よく知っている楽曲ですけど、実際にステージでてパフォーマンスするのはまったく意味が違いますから。ただ、私たちは11月26日と27日に10周年記念公演が控えていて、12月1日にはニューアルバム『アウトスタンディング』がリリースされるタイミングだったので、結構、メンバー個々が忙しくて、今回、武道館に立たせていただく7人が揃うことが難しかったんですよ。

だから公演前の1時間とか、イベントが終わったあとにとか、なんとか集まれるときに短時間でレッスンをするような形になったんですけど、みんな『頑張らなきゃ!』って気持ちでひとつになれたし、限られた時間の中で本当に集中してやれました。普段はこのメンバーだけで活動することはないんですけど、今回はこの7人だったから乗り切れたのかなって思います。いいバランスのチームでしたよね」

たくさんの人に知られているヒット曲なので耳なじみはいい。しかし布袋寅泰が作曲したこの楽曲、かなり歌うのが難しく、さらに振り付けやフォーメーションも難易度が高い。みんなが知っているから、ちょっとでも間違うとバレてしまう、というハードルの高さも彼女たちにとって大きなプレッシャーになっていたが、ステージの端から中央に移動しながらのフォーメーション、そしてセンターに立つ地頭江音々のキリッとした表情がモニターに大写しになると武道館の空気が変わった。これはヤバい、と。

「抽選会のときにあーりんさんから『HKT48さんの楽曲はかわいいとか盛りあがるイメージが強いので、このカバーではギャップを見せてほしい』と言われたので、そこは強く意識しましたね。

ありがたかったのは衣装です。HKT48のスタッフさんがわざわざこのカバーのためにもう一着、用意してくれたんですけど、パッと見たとき『あっ、サラバやん!』って思うぐらいイメージがぴったりで。事前に聞かされていなかったので驚いたし、私たちが一生懸命、レッスンをしているあいだにスタッフさんも真剣にこのイベントのことを考えていてくれたんだなって思ったら、本当にうれしかったです。リハーサルを見ていてくれたマネージャーさんが『本当は心配だったんだけど、すごくよかった! 涙が出そうになったよ!」って言ってくださって、それも大きな自信になりました』

AUTHOR

小島 和宏


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