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UPDATE|2021/11/26

SKE48荒井優希、辰巳リカとシングルマッチで大熱戦

(C)東京女子プロレス

SKE48の荒井優希が11月25日(木)、東京女子プロレス後楽園ホール大会に出場。辰巳リカとのシングルマッチで大熱戦を展開した。

【写真】強烈な張り手をみまうSKE48荒井優希、ほかシングルマッチの模様【27点】

本来は今年8月に組まれていた一騎打ちだったが、荒井の欠場により一度は消滅。辰巳からの呼びかけで実現に至った。

試合は序盤から先輩の辰巳のペースで進み、エルボードロップに続き繰り出された強烈なエルボーに倒される荒井。コーナーで反撃をするが、すぐに辰巳に返され、何度も2カウントまでとられるが、なんとか返していく。辰巳の徹底した足殺しに、足を使った技を得意とする荒井は苦戦。技術ではなかなか追いつけない分、倒されても気合で立ち上がり、遂に辰巳のツイスト・オブ・フェイトを高角度逆さ押さえ込みで切り返し、フルネルソンバスターで叩きつけて形勢逆転。

さらにスリーパーホールドで攻め、辰巳にコーナーポストにぶつけられても諦めずに絞め続けた。胴絞めに持ち込んでみたが、ロープに逃げられてしまう。

辰巳がコーナーに登ると強烈なビンタを見舞い、得意技Finally(踵落とし)も決めてみせた荒井だったが、最後は辰巳のドラゴンスクリューからの足4の字固めにギブアップ。格上の辰巳にあわや時間切れ引き分けに持ち込む大健闘をしてみせ、会場からは惜しみない拍手が送られた。

試合後荒井は、「今回の経験で、また少し成長できた気がするので、これからもっといろんな先輩たちと試合して、いつかは先輩たちにも勝てるようにもっと頑張りたい」と話し、「負けてしまったんですけど、すごい達成感というか、すごい良い経験になったなという気持ちです!」と清々しい笑顔を見せた。

辰巳は、「自分的にも熱くなれて、優希ちゃんの頑張りだったり、気合だったりが伝わってきた」と振り返り、「もっとお互い強くなって、またシングルをいつかできたらいいなって思いました。もちろんその時も負けません!」とこれからの荒井に期待を寄せた。

また、「すごく良い意味でヤバイなって思ったのは、私のフィニッシュ、“ツイスト・オブ・フェイト”を狙おうとしたら、ふいに丸め込んできたのが想定外で、そこが一番びっくりしましたね。あと、張り手をされたなって思って、やってくるじゃんって思って、怯みました(笑)」と、荒井の成長ぶりを評した。

荒井は次戦12月4日(土)新宿FACEでの大会出場後、12月18日(土)にはSKE48の本拠地名古屋で師匠 山下実優選手とのシングルマッチに挑む。


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