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UPDATE|2021/12/11

櫻坂46 日本武道館で1周年ライブ、守屋茜と渡辺梨加はラストステージ【写真32点】

「櫻坂46 1st YEAR ANNIVERSARY LIVE」


アンコールでは、この日を最後に卒業する守屋茜と渡辺梨加の卒業セレモニーを実施。まずは欅坂46時代からの2人の軌跡を振り返る映像が流れ、続いて黒いドレスを着た守屋、白いドレスを着用した渡辺が登壇し、Buddiesに向けてメッセージを贈る。

守屋は「こんな人生経験ができるなんて、幸せなアイドル人生でした」「ここにいてできることはすべてやりきったと思います。なので、後悔はありません」、渡辺は「6年間、グループのみんなと過ごしてきてすごく楽しかったし、欅坂46、櫻坂46に入って本当によかったなと、心からそう思います」とそれぞれメッセージを告げる。そして、2人に菅井と渡邉理佐が加わり、櫻坂46になってから一度も披露していなかった欅坂46時代のユニット“青空とMARRY”がステージに立つ。「ここにない足跡」「青空が違う」をサプライズ披露。会場のファンもスティックバルーンを大きく叩き、“青空とMARRY”の登場を喜んだ。

「青空が違う」では欅坂46時代のライブ映像を背にパフォーマンスするなど、彼女たちの6年半の成長が伝わる演出が用意された。ドレスに身を纏う2人に菅井と渡邉が寄り添い、この4人がこのタイミングで同じステージに立つ意味を会場にいる全員が噛みしめていた。最後に、ステージ上にメンバー全員が揃うと1期生、2期生から2人へメッセージが寄せられる。

上村莉菜は「今いるメンバー全員で、ライブで2人の卒業セレモニーをすることができて本当によかったし、綺麗なドレス姿を見られて本当にうれしかった」と涙ながらに語り、松田里奈は「3年半一緒に活動できた思い出を胸に残して、2人を応援したい」、増本綺良は「今の別れのつらさより、出会えたことへの感謝に目を向けて、今はおふたりの未来を思い切り応援したい」と胸の内を伝えた。

そして最後に、菅井が「今までの謙虚、優しさ、絆を忘れず、誇り高く、美しく咲き誇る、そんなグループを目指して、一丸となってこれからも歩み続けます。そんな私たちにこれからもぜひついてきてください。2年目も応援よろしくお願いいたします」と力強く宣言し、ラストナンバー「櫻坂の詩」を全員で歌唱。会場一面が桜色のペンライトで染まる中、今日後半ではメンバー1人ひとりから卒業する2人に対し、花を贈るサプライズも用意され、最後は桜の花びらのような紙吹雪が盛大に舞う中、2時間半におよぶ「櫻坂46 1st YEAR ANNIVERSARY LIVE」を締め括った。

年末には2年連続となるNHK紅白歌合戦への出場も控えている櫻坂46。年明け1月8日、9日にはグループの楽曲フォーメーション3列目メンバーによるライブ「BACKS LIVE!!」も、東京ガーデンシアターで開催される。2年目に突入した櫻坂46の大躍進は、この先もまだまだ続きそうだ。
櫻坂46
(文/西廣智一)

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